第64回グラミー賞。反省文。

第64回グラミー賞。
今回の予想は、Record Of The Year「Leave The Door Open」Silk Sonic、Song Of The Year「Leave The Door Open」Brandon Anderson, Christopher Brody Brown, Dernst Emile II & Bruno Mars, songwriters (Silk Sonic)、
Best NewArtistのOlivia Rodorigoが当たって、3勝1敗でした。

20年以上、毎年グラミー賞の予想をしてきた成果が今年は発揮できて良かったです(笑)。

グラミー賞の授賞式、パフォーマンスを含め、全体的にソウル色が強かった気がしています。Silk Sonicの予想ができていたのだから、シンプルにアルバムもソウルが獲ると判断すれば予想全勝だったかなと、反省しています。

今回の授賞式で最も印象に残ったのは、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領のメッセージが入ってきたことでした。年に1度の世界的な音楽の祭典に、現在進行中の戦争の最中にいる国の大統領からのメッセージが入るという現実に、世界が今、平和ではなく、何の落ち度もない人たちが、理不尽に命を奪われるていることがこの瞬間も起きていることに、胸が苦しくてたまりませんでした。

あのメッセージを受けて、音楽を届けるパフォーマンスができるのは、ジョン・レジェンドしかいないと思いました。
かつて、私が、ジョン・レジェンドのライブを観て感じて書いた、ウェブマガジン、アパートメントの記事をお読みいただければと思います。

来年のグラミー賞では、今年のような悲しみや苦しみが無くなり、平和の中で誰もが安心して音楽を楽しめる、そんな世界であることを願わずにはいられません。


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