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【絵】本番で描く・序盤

こんにちは、清世です。
今日は以前投稿した、ゼロから鉛筆を走らせたものを実際に作品に起こす回です

【絵のつくりかた】
①ぱーっと鉛筆走らせる:紙1枚、鉛筆1本で遊ぶプロセス
②絵起こし前の整理:想像から創造するプロセス
③実際に制作

今回は③の序盤になります。
制作といってもこの段階だと作業なので、地味です

1.紙を用意する

鳥の子紙に胡粉を引いたもの

紙は、鉛筆ではあまり試していない鳥の子紙(とりのこがみ)に胡粉(日本画の白)を下地に引いたものを使います。木製パネルに水張りをしているので厚みがあります。

鳥の子紙ってクリームがかった色なんですね
その色が鳥の子みたいだから鳥の子紙って呼ばれています。かわいいお名前ですね。
表面はツルツルしてます。

2.輪郭を描く

……ほんと写すだけなんで…特に書くことが…ない…

大きいサイズや日本画で描くときはもう1段階作業がありますが、今回は小さい&鉛筆なので直接描いていきます

ほい!
よいしょー!
ほあちゃあー!

うーん…気をつけてるところは
あまり筆圧を上げないようにするくらいです
墨と違ってそこそこ修正ができるんでわりと気楽な心持です
ちなみに日本画ではこの作業に一番神経を使います

あとは、最初に気を抜いて描いてたイメージや雰囲気を崩さないようにする、と頭の片隅に置いています。あくまで片隅。

めちゃくちゃ意識する段階ではないんですが、完成形のイメージを持っておくのに近いです
意識しすぎるとイマイチの出来になる(ことのほうが多い)

この次から、濃淡をつけていきます。
noteに載せたものの作業動画はだいたいXで上げてるので、よかったら遊びに来てください!
@kiyose_m

前のプロセスはこちら↓




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