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宮城県 秋田県 ヒメオオクワガタ採集 【後編】


2022/9/13(火)・9/15(木)
宮城県/秋田県

後編 9/15(木)


前回の記事はこちら↓↓↓


前回の9/13に続いて14日は岩手県の多産地にてオオクワガタの材割り採集を行いました。
岩手では無事、材を2本ほど当てる事ができました。

14日の岩手の晩は、ヒメオオを眺めながら快適な車中泊を楽しんでいました。
まだあのポイントは居るんだろうな〜と。。。

至福の一時

んなわけで。

15日も宮城県へヒメオオを摘みに行きました笑

この様な齧り痕やヒメオオ成虫を見つけるべく集中してルッキング開始。

齧り痕

齧り痕見つけるとテンション上がる。

ボコボコ

しかし、柳は殆どアカアシ優勢…
何十匹とアカアシを確認しました。

ここの柳帯はアカアシのみ

また適当な所に車を停めて脇にある細い木を眺めていきます。

すると早速1匹目のヒメオオクワガタを発見。

怪しすぎるシルエット

拡大すると…

朝7時、ヒメ確定

柳以外の木でこの様なシルエットを見るとヒメオオクワガタ確定な気がします。

付いていた木の葉

木の枝に絡まった野葡萄の蔦にくっついていたのかも知れません。

隣の得体の知れない木を見にも黒い影が!

1♂追加!蔦上に居ます。

その後も歩きながらルッキングをしていると…

気になる柳を見つけました。注意深く見ていると…

逆光ですが♀1付いています。

その柳を揺らす為に少し薮に入ります。
(すぐそこ道ですが。笑)

柳を思いっきり揺らしてみる

1♂落下し、無事に採集。

さて、この日再び訪れた理由はヒメオオ採集も目的なのですがもう1つ。
13日に見つけた立ち枯れを割りたいと。

この材も道からすぐの場所に。

ツリガネタケがびっしり生えており、樹皮下も黒くなっている箇所があり状態は良いです。
まさにヒメオオ材です。

ほぼツリガネタケ

少し割ってみましたが産卵痕やタイガーストライプ状の内部も確認できました。

鬼固い

脱出痕や蛹室も複数確認でき、ヒメオオクワガタの発生源の様。

蛹室

全部抜けきっていましたが食痕上にヒメオオクワガタの2令幼虫が見られました。
また来年、再来年と発生源となるでしょう。

手の届かない上部は今後、
産卵床や発生源になりそう

この辺で結果発表。

ヒメオオクワガタ
♂×9 ♀×5
採集できました。


満足

その後は宮城県内の原生林でオオクワガタを探していましたが結果振るわず…

宮城県産のコルリクワガタを摘んでタイムアップ

ユキグニコルリかな

宮城県のブナ帯↓↓↓

どこかにオオクワガタも…?

宮城県の原生林↓↓↓

ここは間違いなく居る気がします。どこかに


帰宅後。

お土産で知り合いに渡したり…

ヒメオオ独占

最大個体は49.7mmでした。
49mm台が3匹居たりとポテンシャルを感じる産地でした。

展足前


展足後


ヒメオオは基本時に柳を見るべきだと思いますがよく分かりません笑
発生源が1番重要な気がします。

一応私は、北関東や東北地方でのヒメオオ採集はなるべく細い木を全て見るようにしています。

そして、確実に違和感のあるシルエットに気づいた時はもう…

また秋来ないかな。

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