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アベノミクスが成功だったならガソリン高騰大歓迎のはずでは。


今日は敗戦記念日です。終戦記念日じゃありません。
我が国は頭悪い指導者たちが無謀な戦争を始めてそれをメディアも国民も支持をしたわけです。その結果が、国土が焼け野原となり原爆を二発も落とされてボロ負けしました。

終戦というとなんかマイルドな感じがしますが、負けたの!敗戦!終戦じゃないの!

もういい加減に売春を援助交際と言い換えるのと同じような、言葉遊びで現実逃避するのをやめるべきです。

さて、本日のお代です。


ガソリン1リットル200円時代に突入か…原油高×円安×補助金終了のトリプルパンチが直撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/327424

>ガソリン200円時代に突入か──。経産省が9日発表したレギュラーガソリン価格は全国平均で1リットル=180円30銭と15年ぶりの高値となった。政府の補助金により6円抑えられたという。しかし、これはまだ序の口だ。すでに高速道路のサービスエリアなどでは200円を超えている。

>ロシアによるウクライナ侵攻後の2022年春、原油価格は1バレル=100ドル超まで跳ね上がったが、この時の為替は1ドル=118~133円だった。しかし、足元では145円を挟む円安が進行している。

>「政府の補助金は6月から段階的に縮小されており、10月にはなくなる予定です。補助金総額はすでに3兆円を超えており、財務省は延長に難色を示している。原油高、円安、補助金終了の“トリプルパンチ”により、ガソリン価格は200円を突破する可能性が高い」(石油業界関係者)統計で比較できる範囲でガソリン価格の最高値は08年8月4日の185円10銭だ。最高値を更新し、200円を突破すれば、大きなインパクトだ。


いやこれって歓迎すべきでしょう。だって岸田内閣はアベノミクスを継承するいっているのですから。アベノミクスでは円安誘導で、物価を釣り上げてインフレになれば、国民は先を争って消費するから景気がよくなる、でしたよねえ。

であればガソリン代の高騰は歓迎すべき事案でしょう。
ところが実際はガソリン代高騰対策として防衛費と同額の補助金をぶっ込んできました。なんで景気に水をかけるようなことをするのでしょうか。

つまりはアベノミクスは失敗だったわけです。資源高でも海外のインフレが進んでいても、円高であればそれらを吸収できて、インフレは穏やかになっていたはずです。

そもそも円安による商品の原価高騰は仕入れコストの高騰です。企業の利益を圧迫します。値上げをすれば、消費者の可処分所得が事実上減ることになります。しかも社会保障費の負担増や増税で、可処分所得は目減りしています。

これで消費者がガンガン消費を増やすなんて、信じているのはキチガイがイェール大学の経済学の泰斗ぐらいでしょう。しかもこれだけ円安になっても日本の輸出はたいして増えていません。

これは防衛費にも影響があります。円安とインフレで海外製の装備は調達費用が高騰します。燃料代、光熱費も同じです。特に最大の燃料使用者である海上自衛隊にとっては頭を抱える問題です。
ところが防衛省は為替レートを1ドル108円と想定したままです。既に急な円安で、赤字で泣く泣く納品している企業も存在します。
概算要求で要求したものを、年末の政府予算では大鉈を振るわないと行けなくなるでしょう。大軍拡も35パーセントもの為替変動で、かなりの額が吸い取られてしまいます。

自ら円安を招いたアベノミクスを失敗だと宣言して、政権に巣食っているカルトとズブズブの清和会=安倍派を粛清して、経済政策の転換をしないとこのまま国が沈むでしょう。

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