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なぜテレビをやっていた人間(私)がXR/VRと言い出しているのか?後編

前編のつづき・・

さて、今回スタートしたNeoRealXは非常に面白いメンバーに恵まれたXRコンテンツクリエイティブ会社です。

立ち上げ当初は、360度カメラ等を活用したVRコンテンツ撮影をベースにした360度動画のコンテンツ制作に着手し始めました。
360度動画が提供してきたのは、まるでその場にいるかのような体験でもあります。
ただ一方で、VRコンテンツがまるでリアル体験に近い没入感を提供できたとしても、その場のリアル体験を超えられないものも多いです。一部の目の肥えた方にはリアルの劣化版のように映るかもしれません。

しかし、私たちはさらに一歩を踏み出し、リアル体験を超える「想像を超える体験の創造」を目指しています。

たとえば、アイドルのライブであれば、ただ前列で見るだけではなく、ステージ上でアイドルと一緒にいるかのような体験、通常ではあり得ないアングルからの視点、さらにはCGを駆使した空間演出を加えることで、観客が現実では決して体験できない「リアルを超えるリアル体験」を提供します。
スポーツ観戦も変えられます。ボリュメトリックなどの技術を応用すれば、プロ野球のピッチャーの真横で全方位の野球観戦をすることすらできます。

野球のグランドの中でスポーツ観戦

もちろん、この道のりには課題もあります。デバイスの大きさや価格、という課題も多く多くの人々に広がっていないという現実があります。しかし、これらの課題を乗り越え、XR/VR体験をもっと身近なものにしていくことが、私たちの大きな目標です。
さらに、私がこれまでのキャリアで取り組んできた、地方創生においてもXR/VR技術の応用を進めていきたいと考えています。
地方の魅力をより魅力的に伝える手段として、また地域固有の文化や歴史をより深く理解するツールとして、これらの技術が大きな役割を果たすことを期待しています。

私たちが追求するのは、技術を駆使して新たな価値を生み出し、人々の生活に豊かさをもたらすこと。XR/VR技術を通じて、想像を超える体験を提供し、日常をさらに豊かにする未来を創造していきます。

若干所信表明のようなことをつらつらかきましたが、この先はこのnoteで色々語ってみようと思っています。


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