自己紹介①幼少時代(小学生になるまで)の話

私のnoteを見てくださりありがとうございます。
木塚めぐると申します。
今回は幼少時代について綴ります。
こちらの、1990→1997に該当します。
よろしければこちらもご覧ください。

僕は農家の長男としてこの世に生を受けました。
サラリーマンの父とパートの母、2年後に生まれた弟、
そして農業を営んでいた祖父母がいました。

祖父は現在は亡くなっているのですが、生前は手が出る足が出る、いわゆる昭和の人間でした。
祖母と喧嘩し、祖母を病院送りにさせたことがあります。
母に理不尽に怒鳴り、母はそれに耐えていました。
パートから帰って疲れている中、僕と弟の食事を作っている時に、「おい!飯はまだか!」と怒鳴る人でした。
父の姉にあたる親戚は大学に行きたかったけど、「女だから」という理由で行かせてくれなかったそうです。
コロナ禍になる前は、盆や正月に顔を合わせており、酒の席ではいつもその話をしていました。

父には、怒鳴られたり殴られたりして育てられました。
僕が何かを言うと否定の言葉から入り、気に食わないと殴られました。
ビンタにゲンコツ。平成初期はこれらの行為が「普通の躾」としてまかり通っていた時代。父は躾の一環で行なっていたのだと思います。
他人の機嫌や顔色を伺うようになったのは、このような幼少時代を過ごしたからだと思います。


※このような過去があるので、一時期父が嫌いな時期がありましたが、現在は嫌いではありません。
父は、祖父に怒鳴られたり殴られながら育てられたからです。
否定されてばかりで、肯定されなかったそうです。


このような父や祖父がいる家庭環境なので、雰囲気は時代錯誤なものでした。
「家の為に人生を捧げろ」
「外の世界に出るな。家を継げ」
「汗水流して働いて、嫁をもらい子孫を残し、家を守れ」
「苦労して生きてこそ人生。楽して生きるのは悪」
「人生は嫌なことを歯を食いしばって生きるべき。やりたいことをやるのは悪」
「男は働け。女は家事をやれ」
「近所の○○は良い子供なのにお前はダメだ」

実際に言われたり、言葉にしなくてもそのような雰囲気が漂っていました。
今でこそ時代錯誤な考えですが、この環境で育った僕は、
これが「普通」だと思っていました。

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