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「存在を賭けないやつばっか」青木真也

青木真也という
格闘家、プロレスラー
をご存知だろうか?

僕がノートを知ったのも
彼のおかげかもしれない。

昨年の中盤頃から僕は、
男性の友人に彼の動画を見ろとすすめている。

なぜ今、青木真也を男たちに押すのか?

いちいち会ったときに説明するのも面倒になってきたので
せっかくなので、このノートに書いてみようと思った。

僕が、彼の言葉で一番ストライクしたのは

「自分の存在を賭ける」

という言葉だった。

僕は、それを聞いて、
自分は、存在掛けてないぞ!!
あ~~!なんか嫌だ!!って思ってしまった。

なんか、うまいこと生きてやろうと
失敗しなように、
誰かを怒らさないように
嫌われないように
争いにならないように
バカにされないように

知らない間に、うまいこと生きようとしていた自分を
この言葉によって、認めざる負えなくなったのだ。

フリーランスで20年近くなるので
ひょっとしたら普通の人よりは、
真剣に、自分を賭けて生きているつもりだが

彼の「存在賭けてんのか?」

と言う葉に、雷を打たれたと同時に
心に火をつけられたのだ

始めた頃はもっとバカだった
もっとバカで、純粋で、真っ直ぐだった

それが、無くなってるのを自覚させられて
そして、このままでは嫌だと思ったのだ
年齢とか関係ない、
知らない間に妥協している自分が嫌なんだ


本来の男性という生き物は

女性から見て、どうでもいいような物に
自分の人生や存在を賭けて
貫いていくような生き物なのではないか?と思うんです。

あまり、男女論を言うと怒られてしまうかもしれないが
正直今は、そんなところに気を使いたくないので
ある意味、そこが諸悪の根源ではないかとすら思っている

だから、貫いている、振り切っている青木真也の生き方に
魅了される男子が多いのだと思う

でも、時代の流れや家庭環境で
その本能を封じられた人達がいる

それが、僕自身でもあり
僕の仲間や、クライアントの中にもいる


僕のお客さんを見てても
結局なんで男がこんなに弱くなってるのか?
って感じることが多々ある

もっと自分を表現していいのに
もっと自分を主張したらいいのに
もっと自分の本音を伝えればいいのに

自分を貫けなくなってしまっているのだ
日本男性、総草食化?

その姿を見て、
男が牙を取り戻さないと、話にならんと思ったんです。


定年退職したお客さんも
自分のやりたいことがわからない
再雇用先の年下の女性に偉そうにされている
自分が情けないと言っている

とか

3代目社長だが、自分で好きで始めたわけじゃない
会社を守らないといけない
借金しながら、自分を抑えながら
我慢して、従業員と家族のために頑張っているが
生きるのが苦しそう

とか

自分は所詮この程度なのだ
どうせこれ以上頑張っても上には上がいて
頑張っても意味がないと言っている友人とか


他にも
とにかく男たちが
自分を犠牲にしすぎて
我慢しすぎて
自分を抑え込みすぎて
自分を相手に譲りすぎて

実はおかしなことになっていたのだと
気づかされたんです

結局これは何が起きているんだと

その時に、ふとYou Tubeで青木真也を見て

「闘魂」か・・・・・

と、

自分の持てる力を
その瞬間に全てぶち込んでいく

存在を賭けて
人生をかけて

貫く、やり抜く

そんな姿を、
青木真也に、
格闘技を真剣にやっている男たちに感じたんだと思うんです。

そして、昨年末、猪木さんがお亡くなりになった
あっ、それが「闘魂」だったのかと・・・・

僕の中でいろんなものがつながった瞬間だった。


闘魂を取り戻さなければ
自分で自分を救えない

自分を救えなければ
パートナーや家族も救えない

その力がないと
自分の人生をやりきることなんてできない

一生死ぬまで
不完全燃焼の
妥協まみれの
消化試合なんてゴメンだ!!

そんなふうに思ってしまったんです。

闘魂は、暴力ではない
闘魂は、目の前の相手と向き合う力であり
それは、自分の弱さと向き合う力なんだとおもう

それは、自分の中の
恐れや不安とちゃんと向き合い
自分を貫くってこと

それが「闘魂」という言葉の
本当の意味なんじゃないかと
僕は受け止めたんです


時代の流れで、

男を主張すれば、
DVだのパワハラだのと言われる

しかし、

闘魂を失えば失うほど
何かと向き合い
貫いて
成し遂げる力が失われていき
嫁やパートナーに見下げられる

男が、あらゆる面で板挟みになっている

男らしさを求められているのに
男らしさの根源となる男性性エネルギーを否定され
封じ込められる

封じ込められると
稼ぐ力が落ちていく
そして、大切なものを守れないという悪循環

さらに、
女性が自ら男たちを
そう追い込んでいることに気づけない状況になっている

暴力と男性性を混同してしまっている

男性性を否定することによって
女性が男性の役割も担わないといけなくなるのを
わかっているのだろうか?

そうなると、男性が女性化せざる負えなくなるのを
わかっているのだろうか?


なぜ今、こんなに格闘技がブームなのか?

なぜ、このタイミングで、アントニオ猪木が死んだのか?

なぜ、青木真也が、闘魂の伝承者といわれているのか?

それは、正しく
男性たちに、いや女性にも
自分たちの持って生まれた性や本能としての
「闘魂」というエネルギーを取り戻せと
訴えかけられてるように、僕は感じたのだ。

昨年からの僕の氣づきとして
闘魂を失った男たちに、闘魂を取り戻させる

これも一つのテーマなのだと感じています

3ヶ月連続で、お客さんと
男はつらい」という居酒屋に行っているのも
なにかのシンクロとしか思えない!!(笑)


とにかく、その僕にとっての
最後のパーツ「闘魂」に気づかせてくれたのが
青木真也だった

あんまり、男とか女とか言えない時代になってるが
男は男だし
女は女なんだと

生物的に、やっぱり違うし
持ってる本能を殺すことと
性別を超えることをイコールにしてはいけないなと

男は、男を貫いた先に、性別を超えた領域があり
女性は、女性を越えた先に性別を超えたものがあるのではないだろうか?

僕らの世代は、その男性性を
時代の流れで、貫く機会を奪われてしまった

僕の下の世代は
より一層、草食系と言われ

一周回って、その下の世代、今
総合格闘技ブームが来て、
男性性をフルに表現しだした

これまで溜まっていたものが爆発するように

封じ込めてはいけない
自分の持って生まれたエネルギーを

出し方を出す方を
好きなことや希望の方向に出しさえすればいいんだと

自分の闘魂を表現する力を
表現できる環境を
表現できる機会を

それを創っていかないと

その溜まったエネルギーで自爆してしまうのだ
自分を、自分の大切な人を壊してしまうのだ


まずは男たちに
自分を取り戻してほしい

そして、もう
自分のリングは自分で創るんだ
誰かを当てにしててはいけない

それができる時代になっている

そのあたりも、青木真也が
見せてくれている

青木さん、本当にありがとう
そして猪木さん、プロレス、格闘技

本当にありがとう

心が震える
闘志が奮い立つ

そんな言葉と
生き様を見せてくれてありがとう

自分もそれを体現し
周りの人にも伝えていこうと感じている
2023年です


今日もあなたに
最高の氣づきが訪れますように♪


▼青木真也さんの動画はこちらからどうぞ


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