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#4 学びのプログラム


◇はじめに

前回で、お伝えしたのは、治療家用のプログラムに書き換えていきましょう。ということでした。

自分が感覚をどう処理しているのか、一度、処理しているプログラムを見直してみませんかという問いを、書かせて頂きました。

と言っても、それが簡単に出来ていたら、困っていないので、この記事を読んでいないと思います。この記事を読んで頂いているということは、技術を高めたいと思っているが、どうすればいいか、何かヒントが欲しいと思っている方だと思います。

◇結論よりも考えることが大切

わかっているなら、なぜ、結論から言ってくれないの?

それには、2つ理由があります。

1つは、正直、まだ私の自身も完全にわかっていないから、こうして、アウトプットしながら、最終的に結論を出せたらといいかと、思っています。

2つ目は、結論だけをお伝えすると、表面的な捉え方だけになってしまうからです。大切なのは、考えて、試行錯誤をしていくことが実は、一番大切なんです。

私も、新人の時は、もっと効率的な教え方をしてほしい、もっと細かく丁寧に教えてほしいと思っていました。確かに、伝える側の工夫も大切ですが、結局は、自らが、学ぼうという意志がなければ、どんなによい環境であっても一緒です。どれだけ一流と呼ばれる人の下で教え方てもらっていても、教えてもらえるのが当たり前という受け身の姿勢では、あまり成長できません。

むしろ、出来ない、わからないことを考え、試行錯誤しながら、自分なりに行動している時間が多い人が、最初必ず成長することができます。

ということにも、17年経ってようやくわかってきました。

ここで、めちゃめちゃ参考になる内容を大愚元勝和尚が、You TubeとVoicyで話されているので、是非、一度見て下さい。


いやいや、そんなことは、わかっているでも、時間がない!少しでも、早く技術を習得し、治せるようになりたいから、もっと効率的な学び方はないのですか?って、思いませんか?

もちろん、私もそう思い続けていました。

だからこそ、今、こうして少しでも、早く技術を高められるようなヒントやキッカケになればと思ったので、情報を発信しています。

◇大切なプログラムは、誰もが持っている

やっぱり当たり前ですが、技術に関しては、練習量が絶対条件です。以前の投稿でも、書かせて頂きましたが、やり方をどれだけイメージトレーニングしても、実践の経験が少なければ、技術はあがりにくいです。

子どもは、やりたい!好き!というスイッチが入ったら、ひたすらやり続けます。出来るようになりたいと思えば、出来るようになるまで、ただやり続けるだけ、本当にシンプルです。大人は、頭で考え、より効率的するには?とか、恥ずかしいとか、疲れるとか、言い訳をアレコレ考えて結果的に、練習量を減らしていきます。だから、なかなか上手くならず、すぐに辞めてしまうのです。

子どもは、本当にビックリするぐらい、熱中します。ということは、繰り返しになりますが、私たち大人も出来る才能を持っているということです。やり続けるというプログラムを、どこかの引出しの奥に入っているはずです。どこにいったかわからないだけで、必ず誰もが持っています。

と言っても、新たに何か技術を習得しようと思うと、単純に今の生活時間にプラスしていかないといけません。それだけをやり続ける時間は、現実的にありません。

それでも、限られた時間の中で、どうやって、人よりも練習量を増やしていけるかと言うことを、考えることがめちゃめちゃ大切になってきます。

話が脱線しはじめたので、練習の仕方は、別の時に説明させて頂きますね。

 

◇2つの学び方を意識する

少し話を戻して、学び方について、少し話させて頂きます。

先輩や上司、セミナーの講師に、なぜ、もっとわかるように教えてくれないの?って、思いませんか?

もちろん、コミュニケーション能力、プレゼンテーションの仕方という問題もありますが、実は、それ以上に大切なことがあります。やはり、自分が学びたいという姿勢、つまり、学ぶためのプログラムが大切だということです。

学び方には、2つのパターンあります。

①プログラムの自動化

自分の考え方や知識、経験を確認、復習し、プログラムを自動化し、処理速度をあげようとする学び。

②新規プログラムの作成

自分と違う考え方、知らない知識を学び、新たなプログラムを作成する学び

両者ともに、知識・技術を高めるために必要な学び方です。
また、大前提としては、どんなことからでも学べるということも、知っておいてほしい所です。

◇プログラムの自動化

プログラムを自動化するということは、今まで、処理に使用していた容量や時間を一気に少なくすることができるということです。さらに繰り返し自動化を進めることで、さらに処理速度をあげることになり、一瞬で処理できるようになります。治療家あるあるでは、触った瞬間にわかるとか、診た瞬間にわかるっていう感覚でしょうね。

別の例えでは、フラッシュ暗算が、まさに処理速度をあげまくった結果だと思います。


こんなイメージをして頂くと、よりわかりやすくなると思います。例えば、家を作るのに10人の人が協力してくれるとしたら、最初は、10人で対応しないと、なかなか作業を進めることができません。しかも、全くの素人ばかりなので、10人が効率的に役割分担できていない状態で、ただ時間だけが過ぎてしまう状態です。そこで、少しずつ、知識や経験(失敗や成功)を積むことで、まず役割を分担することが出来ます。そして、各々の役割を時間内に終わることが出来るようになります。慣れてくると、家を作る時間が早くなってきて、次、家の質も上がってきます。そして、10人必要だったのが、8人→6人→4人→2人→1人と必要人数を減らすことができます。

余った人で、また別の家を建てることも出来るし、庭や道路など全然違うことに対応することができます。

治療家で説明すると、検査することだけに20分以上かかっていたのが、治療も含めて20分で終わらせることが出来る感じです。

治療的なことでいうと、触診するのに時間がかかったり、触り方が下手で、患者が緊張したりと意識しながら触ることが多すぎて、上手く動かすことができなかったのが、触り方が上手くなり、すぐに触診ができ、患者を緊張させずに、動かせるというまでの時間を、一瞬で行え、さらに、右手で動かしながら、左手で違う部位を動かすという、同時に色んなことを行えるようになる感じですね。

めちゃめちゃシンプルにいうと、余裕があるかということです。

瞬時に色んなことを同時に処理できる数が多いと、それだけ余裕を持って、落ち着いて、患者の反応を拾うことができます。

そのためには、まずは、処理速度をあげるためには、プログラムの自動化することに意識してほしいです。そして、自動化するためには、やはり練習量が必要になってきます。

◇新規プログラムの作成

プログラムの自動化と同時に、やって頂きたいのが、この新規プログラムの作成です。自動化によって、生まれた余裕で、次にやったことがないプログラムを作ろうとすることは、同時に別のことをしたり、考えたりするためには、必要となってきます。新しいことに興味を持ち、別の視点を自分の中で増やすことで、すでに自動化されたプログラム同士をつなげるという、プログラムの書き換えも、新規プログラムの作成と認識して頂いたらいいと思います。作成や書き換えによって、別のプログラム同士が、つながることで、さらに出来る、わかる、見える範囲が一気に広がることにもなります。

新しいことを学ぶということは、自分の知らない世界、未知の経験を体感するということです。ですが、その時の感覚としては、全くわからないので、意味すらわからないかもしれません。わからな過ぎて、面白いかどうかもわかりません。

思い出してみて下さい、学校で、いきなり解剖学や生理学など基礎医学書を見ても、さっぱりわからなかった記憶はないでしょうか。

ですが、こんな学問があるんだ、この学問は治療する上で大切なんだと、知り、そして理解しようとすることで、いつの間にか、抵抗なく医学書を見ることが出来るようになります。

わからない!知らない!という、感覚こそが、次のステージにすすむためには、めちゃめちゃ大切な感覚なんです!!

私が、こうして、アレコレと言っているのも、私の思考の仕方を見て頂きたいからです。一人では、どうしても、自分の思考プログラムに当てはめて考えようとするので、そのプログラムと違うプログラムに触れて頂くことで、視点を変える練習になっています。

様々な考え方、見方、在り方に触れるということが、新規プログラムの作成やプログラムを書き換えて行くためには、とても大切な学びになっています。これをどれだけ、意識的に行えるかということが、治療家としてのプログラムを作成し、既存のプログラムの書き換えに、必須であり、また、治療家という枠だけでなく、人生をよりよくしていくためのプログラムにも、必須になってきます。

◇時間をかけない ⇒ 時間をかける

新規プログラムも、プログラムの自動化と同様に、時間はかかります。ですが、すぐにわからないのが当然であり、わからないことを自ら学ぶというプログラムを作成し続けることで、いつの間にか、新規プログラムが作成されていきます。
私たちは、大人になるにつれ、より効率的にするにはという、プログラムを作成して、できるだけ時間の短縮化を自動的に行おうとしています。そのため、時間をかけないことが正しいと思っていたり、時間をかけない方が良いと思っていますが、技術を磨く、高めるということにおいては、ちゃんと時間をかけるという意識を持って取り組むことが、実は、当たり前かもしれませんが、重要だと、こうして書き出してみて、私自身が一番感じました。

ですが、もうわかっているとは思いますが、ただ闇雲に時間をかければいいというわけでは決してないので、時間をかけるにしても、できるだけ考えながら、そして感じながら、何を意識していけばいいのかということを、これから少しずつ、具体的に解説していければと思っています。

◇本質的なことを理解しようとする

今回も、また長々と書かせて頂きましたが、なぜ、こんなに長く書くのか、もちろん文章をまとめることが苦手ということもありますが、本質的な所は本当にシンプルですが、シンプルなことほど、プログラムの中に埋め込むのに反映させにくいのです。なぜなら、知ってるからです。簡単だと思ってしまうからです。なので、色んな例え話や別の視点で話を進めることで、違った角度からプログラムに書き込むようにしたいという思いから、長々と書いたという意図もあります。

人は、もうわかったよ!って思った瞬間から、書き換え作業が終了してしまいます。同じような話をいかに、わかったよ!と終了させずに、なるほど~そうか~他にはどんなことがあるだろうか?など、考えながら読んだり、聞いたりすると、いつも新鮮な気づきが見つかりやすいです。

って、書きましたが、めちゃくちゃ私自身に言ってます。私は、長い文章や長い話の場合、すぐに結論を求めてしまいます。もちろん状況においては、大切なプログラムですが、学びのプログラムとしては、自分で学びを制御してしまっていると、今、気づきました。

こうして文章を書かせて頂くのは、本当に多くのことを学べますね。皆さんもどんどん、文章を書いて学びを深めていきましょう。

今回も最後まで、読んで頂きありがとうございました。こんな感じで、自由に書かせてもらいますので、今後ともよろしくお願い致します。

次回は、『プログラムの切り替え』というテーマにしようと検討中です。

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