カンボジア🇰🇭で経験した子どもの教育でめちゃくちゃ大事なこと。
■活動の経過報告。
■最近の自炊の記録。
■比較する対象を増やす。
今日の結論を先に言うと、子どもに小さい時からたくさん比較させることがめちゃくちゃ大事だということです。これは自身の国際協力の経験から断言できます。
ここから詳しくお話していきます。
これはかなり残酷なことですが、僕は経済的に貧しい家庭で育って性格が悪い、人格形成がなってない人は「 人は他人を変えることはできない 」を前提に考えると正直もう救いようがないと考えてます。
僕はそういうカンボジア🇰🇭人をこれまでに見てきましたが、知識と経験をそこそこ兼ね備えた今思うことは何度も言うように本当に世の中残酷だなということです。そして人生どうなるかなんて運だなとしか思えません。
この経験から思う子どもの教育で凄く大事だなと思うことは支援者はいかに子どもが若い時に介入をして愛情を注ぎながら素直であること、優しさや思いやりを持って感謝の気持ちを忘れずに生きることを教えるかどうかだということです。
きっと愛情を注いで子どもの思うようなことをやってあげたら子どもが大人になってから同じようなことを他人にするんだと思うんです。
逆も然りで親から愛情を注いで貰えなかったり、人間社会で生きていくにあたって感情を抑えないといけないこととか教えてもわないと素直さを持てない、我慢できないような感情のままに動く人間になってしまうんだと経験上思います。
例えば、ブラジルのスラムで育ったサッカー選手は世界にたくさんいるんですが、そもそも教育を受けてきてないので怒った時に殴りかかったりとか感情でどうしても動いてしまう選手が結構いるんです。
僕もYouTubeでサッカーの乱闘集とかかつて結構見てたのですが、アフリカのチームとかになると審判に殴りかかってる選手とかもいるんですが、これも教育を受けてきてないからそうなるんだなと今なら理解できます。
そういう選手のためにカウンセラーが帯同してるサッカークラブも結構あるんですよね。
で、この前貧困の本を読んでて面白かったのが
「 人間関係が極端に少ない人は判断基準がズレて自分のことを高く評価しがちだ 」
ということです。自分自身を客観視する環境がないからそうなるらしいんです。そこで、僕は「 あぁー、なるほどな 」と自身の経験を思い出しながら思ったんです。
なぜなら僕はカンボジア🇰🇭の経済的に貧しい人が集まる集落で2年弱支援してきたんですが集落の中にそういう人が実際にいたんです。
こんなん言ったら失礼やけどそいつは自分がアホ、全然大したことないことの自覚が全然なかったんです。
その理由は生まれた時からお金がそもそもないから行動範囲もできることも日本人で普通の生活してる人と比較したら凄く少ない、そして自分と同じような境遇の人間としか連んできてないから、わかりやすく言えば先進国の賢い人間と比較とか絶対できない、レベルが低い同士の環境下で生きてきてるからです。
ですので、自分と同じような環境で育った人間としか比較ができないからどうしても判断を間違えてしまうんです。
要は自分もアホで周囲もアホしかいない中で自分が一番になったらほんまはアホやのに「 俺は賢い! 」って思ってしまいそうじゃないですか?要は調子乗りとかになってしまう可能性が高いということです。
例えば、これ前のコラムでも話したんですが、前雇ってた経済的に貧しい地域で育ってるカンボジア🇰🇭人の男子大生が僕に「 僕はプロサッカー選手のテストを受けたんだー 」と言ってサッカーのスキルを堂々と自信満々に披露してきたんですがめちゃくちゃ下手くそやったんです。
ほんまにサッカーしてる人が見たらびっくりするくらい下手です。動き見たらすぐわかるレベルです。「 そんな素人みたいなレベルでプロテスト受けたとか言ってるの? 」ってなります。
この経験をしてから貧困の本に書いてあったことを読むと辻褄が合ってめちゃくちゃ面白かったんです。
でもこれは決して対岸の火事ではなく、いつも言ってますが日本人も日本という島国、他国と比較ができない判断を間違えてしまう環境下で生きてるんです。
実際に僕がカンボジア🇰🇭に4年と数ヶ月住んで考えや価値観がガラリと変わったんですが、これはそれだけ日本しか知らなかった時は判断を間違えていたということを証明しています。
つまり、人はレベルが低い人、普通の人、高い人問わず、いろんな人、いろんな国、いろんな場所などを見ないとそもそも正しい判断ができないんです。
そう考えると僕にとってはまずしっかり僕自身のレベルを引き続き上げ続けること、尊敬されるような人間になることがめちゃくちゃ重要なんです。
そして子どもらに素晴らしい人間、レベルの高い人間と接する機会を作ること、そしてダメな人間がどういう人間かも実際に関係を持って理解させることで自分が現在どの程度の人間かも理解できるし調子に乗ることもなくなるし、「 こういう人間になったらダメなんだな 」と思えたりと色々と勉強になると思うんです。
とまぁそんな感じでですね、今日のコラムをまとめると子どもには若い時からいろんなことを経験させて見させないといけないということです。
行動範囲が狭い、知ってる人間、場所、やったことがある経験の種類が少ないまま大人になると正しい判断ができなくなるんだなと経験上すごく思います。
だから日本人も一度は海外に、途上国に移住して色々と経験すべきだと思います。僕がもし総理大臣になれるなら2、3年間は途上国で経済的に貧しい人たちの支援をしながら生活しないといけないという法律を作りたいくらいです。
それくらい価値観や考えがいい意味で変わるので。それは間違いなく日本社会にいい意味で影響を与えることはもう間違いないです。
あなたも僕も自分がこうだって思ってることは常に疑わないといけません。人間って人生が限られている上に世界は何だかんだ広いので判断を常に間違えてしまうんです。
そう考えるとやっぱりカンボジア🇰🇭だけにいるのはよくないなと。前から言ってるように英語をマスターしたらフィリピン🇵🇭でも活動しようと思います。
これから子どもにいろんなことやらせようと思ったらお金がめちゃくちゃかかるので難しいんですが、頑張ってしっかりお金集めれるようになるか、稼げるようになって子どもらにどんどん投資していこうと思います。
引き続き学んだことを書いていくのでぜひ次回も読んでください。でわまた日曜日にお会いしましょう。
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