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中小企業診断士試験 お勉強(48日目)

今日は、神奈川県の相模湖プレジャーフォレストに行ってきました。いろいろな種類のアスレチックがあり、運動になります。
運動、大事です。何をやるにしても、まずは健康と体力です。私は、一昨年まではフィットネスジム通い、最近まではリングフィット+フィットボクシングで運動していたのですが、ここ最近また停滞気味で、カルマが主に腹部に蓄積しつつあります。この固定資産は全て滅失したいところです。

簿記やります~

ステージ3:取引と仕訳③

テーマ8:有価証券

Lesson30:有価証券の分類

簿記でいう有価証券は、投資の目的で所有する株式および公社債を指す。

売買目的有価証券、満期保有目的債権、子会社株式・関連会社株式、その他有価証券がある。

Lesson31:株式の処理

株式購入時、取得原価を以下のように計算し、保有目的に応じた勘定科目で資産計上する。

取得原価=購入単価×購入株数×付随費用
例①:売買目的でN社株式を@10円で20株購入し、代金は購入手数料10円とともに後日支払うこととした。
(売買目的有価証券)210|(未払金)210

※子会社として支配した→子会社株式
 その他有価証券→その他有価証券
として処理する。

配当金受取時、受取配当金(収益)で処理する。配当金領収証が送られてきた場合、金融機関で即現金化できるので、現金(資産)の増加で処理する。

(現金)xxx|(受取配当金)xxx
例②:保有するN社株式について、配当金領収証50円を受け取った。
(現金)50|(受取配当金)50

株式売却時、売却した株式の帳簿価額を減少させる。
帳簿価額と売却価額の差額は、有価証券売却損(費用)または有価証券売却益(収益)で処理する。

例③:売買目的で保有するN社株式10株(帳簿価額210円)を1株あたり20円で売却し、代金は現金で受け取った。
(現金)    200|(売買目的有価証券)210
(有価証券売却損)10
例④:売買目的で保有するN社株式10株(帳簿価額210円)を1株当たり25円で売却し、代金は現金で受け取った。
(現金)250|(売買目的有価証券)210
        (有価証券売却益)  40

複数回に分けて購入した株式を売却したときは、売却した株式の帳簿価額は平均原価法で計算する。

例⑤:当期中に2回にわけて売買目的で購入したN社株式50株のうち、30株を1株当たり26円で売却し、代金は現金で受け取った。なお、1回目は10株を1株当たり20円で購入し、2回目は40株を1株当たり25円で購入している。
(現金)780|(売買目的有価証券)720
        (有価証券売却益)  60

Lesson32:公社債の処理

公社債を購入した時、取得原価は以下で計算する。

取得原価=額面金額×買入単価/100+付随費用
例①:売買目的で額面1000円のR社社債を額面100円につき95円で購入し、代金は購入手数料10円とともに後日支払うこととした。
(売買目的有価証券)960|(未払金)960

満期保有目的債権などの場合もあり。

利息を受け取った時、有価証券利息(収益)で処理する。

公社債利札の期限が到来した場合、金融機関に持っていくと現金を受け取ることができるので、現金(資産)として処理する。

例②:所有するR社社債について、社債利札10円の期限が到来した。
(現金)10|(有価証券利息)10

公社債を売却した場合、公社債の帳簿価額を減少させ、帳簿価額と売却価額の差額は有価証券売却損(費用)または有価証券売却益(収益)で処理する

例③:売買目的で保有するR社社債について、額面1000円(帳簿価額960円)を額面100円につき97円で売却し、代金は現金で受け取った。
(現金)970|(売買目的有価証券)960
        (有価証券売却益)  10

公社債の利息は、利払日に、その時点の所有者に支払われる。利払日以外の非に売買した場合、日割りで計算して支払う。

端数利息=額面金額×年利率×前回の利払い日からの日数/365

売主は、有価証券利息(収益)の増加として処理する。

例④:9/18。TO社はA社に売買目的で所有するR社社債(額面1000円、年利率7.3%)、利払日は6月末日と12月末日、帳簿価額960円を額面100円につき97円で売却し、代金は端数利息とともに現金で受け取った。
端数利息=1000×0.073×80/365=16
(現金)986|(売買目的有価証券)960
        (有価証券売却益)  10
        (有価証券利息)   16

買主は、有価証券利息(収益)の減少として処理する。

例⑤:9/18。A社はTO社から売買目的でR社社債(額面1000円、年利率7.3%)、利払日は6月末日と12月末日、帳簿価額960円を額面100円につき97円で購入し、代金は端数利息とともに現金で支払った。
(売買目的有価証券)970|(現金)986
(有価証券利息)   16

Lesson33:有価証券の期末評価

売買目的有価証券は、決算日において時価で洗い替えを売る。有価証券評価損(費用)または有価証券評価益(収益)で処理する。

(有価証券評価損)xxx|(売買目的有価証券)xxx
(売買目的有価証券)xxx|(有価証券評価益)xxx
例①:決算日における売買目的有価証券(帳簿価額500円)の時価は450円であった。
(有価証券評価損)50|(売買目的有価証券)50
例②:決算日における売買目的有価証券(帳簿価額500円)の時価は520円であった。
(売買目的有価証券)20|(有価証券評価益)20

満期保有目的債権は原則として時価に評価替えを行わないが、額面金額と取得原価の差額が金利調整差額と認められるとk、その差額を一定の方法で帳簿価額に加減する(償却原価法)。2級では定額法

当期償却額=(額面金額ー取得原価)×当期所有月数/取得から満期までの月数

相手科目は有価証券利息(収益)で処理する。

例③:当期首(x1年4月1日)に満期保有目的でR社社債(額面1000円、満期日はx4年3月31日)を額面100円当たり97円で購入し、代金は当座預金口座から支払った。
(満期保有目的債権)970|(当座預金)970
例④:x2年3月31日。決算において、例③で取得したR社社債について償却原価法(定額法)を適用する。
(満期保有目的債権)10|(有価証券利息)10

子会社株式・関連会社株式は売却を想定していないため、決算において時価への評価替えは行わない。

その他有価証券は決算時に評価替えするが、収益や費用として計上せず、その他有価証券評価差額金(純資産)で処理する。その他有価証券の評価差額は洗替法のため、翌期首に再振替仕訳を行う。

例⑤:決算日におけるその他有価証券(帳簿価額800円)の時価は750円であった。
(その他有価証券評価差額金)50|(その他有価証券)50
翌期首:
(その他有価証券)50|(その他有価証券評価差額金)50

例⑥:決算日におけるその他有価証券(帳簿価額800円)の時価は820円であった。
(その他有価証券)20|(その他有価証券評価差額金)20
翌期首:
(その他有価証券評価差額金)20|(その他有価証券)20

今日はここまで

進捗は以下

テキスト:173/409ページ
今回の学習時間:1h35m
累計学習時間:(診断士)99h30m
       (簿記)44h58m
       (ビジ法)10h6m
学習ペース:99hour30min/48day×365day≒757hour

利息の計算がややこしい…まだ複雑すぎるほどではないので、脳に叩き込みたいと思います!

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