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アングロサクソン・ミッション

非常に面白い動画を紹介する。

9年前に投稿された、ある男性の動画である。
2005年頃にイギリスで行われた会議の出席者である元軍人の男性から得た内部情報を、外国人男性記者が説明している動画となっている。

正直、二ヶ月前に見たら、殆どの方が、「頭おかしいおじさんが妄想を元に話しているんだろ。」と思うことだろう。

だが、「中国は、風邪をひきます。それは、インフルエンザのようなもので、中国を中心に物凄いダメージを与えやがて西側諸国にも広がっていく。
という男性の発言は、現在の新型コロナウイルスの流行を彷彿とさせる、大変興味深いものである。

今回の新型コロナウイルスは、世界中の多くの専門家が、遺伝子配列において、自然界には見るはずの出来ない特異な部分があることを指摘している。

正直、そこに対しての答えは、個人的な生活においては、どちらでもいいが、もし、人為的に作られたものなのだとしたら、この動画の信憑性は高まるだろう。

https://youtu.be/_o8hYXBPFn8

いずれにせよ、今回の新型コロナウイルスの世界的流行、そして、昨今の日本の経済状況を見ることで、これまで美しい言葉のように推し進められてきた「グローバリズム」「グローバル化」というものが、実は、国家の安全保障上、非常に高リスクなものであり、かつ、経済的にも格差を増長させるものであるということと、多国籍企業の役員や大株主など、一部の人間だけにはメリットで、多くの国民にとっては、生活を脅かす危険性のあるものということが、理解出来るのではないだろうか?

これまで、「ネオリベ」「新自由主義」などと言われる、グローバリズムを推し進め、自らをエリートであると自惚れている勢力(認識共同体に溺れる者達)が、日本や、ヨーロッパ、アメリカにおいて「自由」「人権」の名の下に、国家基盤を崩壊させ、経済格差を増長させる暴挙を行ってきた。

トマピケティも言うように、我々世代の4分の3以上は、親世代より貧乏になる。そして、それは、このままでは、止まることなく子孫に連鎖していく。

蓋を開けてみたら、自国の経済圏を保護し、「自由」とは程遠く経済活動を行ない、異常なまでの財政出動を行ってきた中国が成長した反面、グローバル化を推し進め、緊縮財政を行ってきた小泉内閣以降の日本は、立場があっという間に変わってしまった。

今では、中国に尻尾を振る犬のような人間しかいない。

「新陳代謝」や、「イノベーション」という言葉をならべては、そこに「自由」「グローバル化」をひっつけて、改革と言う名の改悪を行ってきた日本の政治家や、財界人達。

シュンペーター(1883-1950)が言うように、「イノベーション」「新陳代謝」というものは、外的要因ではなく、内部組織の中から生まれるものである。

つまり、保護し、組織を厚くすることで、はじめてイノベーションが起きるのであって、グローバル化等と言うものは、イノベーションに反するものなのである。

今回のコロナウイルスの蔓延は、それに気付くチャンスではある。
失敗から学ばない者は、本当の馬鹿である。
日本が、この機会に失われた30年から脱却することを願う。

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