Keiju.Motegi

共同創業した会社(Crossborders Innovation)で、SaaS事業と新…

Keiju.Motegi

共同創業した会社(Crossborders Innovation)で、SaaS事業と新規事業支援サービスを展開しています。 noteでは主に新規事業に関するネタを発信していきます。

最近の記事

新たな社会保障サービスになり得るか?保険DAOも構想するOpolis

フリーランスや個人事業主が増える過程で、そうした人達が、会社員なら享受できるような社会保障から外れてしまうことが問題視されてきました。最近は、DAOに参加して暗号資産で労働の対価を得るという人達も現れていて、働き方の多様化に伴い保障のあり方も色々議論されています。 そんな中、新たな保障サービスとして始まったのがOpolisです。 Opolisは、自分達のことを「デジタル労働者協同組合」と呼んでいます。つまりフリーランスや個人事業主向けのオンラインの協同組合のようなもので、参

    • 人材のキャリア支援の貢献度が報酬になる ~Underdog Protocol~

      Underdogとは Underdogというのは、日本語だと敗者とかに訳されているのを見ますが、ダークホースとか穴馬みたいな方が近いかもしれません。つまり、勝てなそうだけれども、まだ勝負の段階で、それに張って勝った場合の実入は大きいという存在です。 ここでいうUnderdogはキャリアの初期の人材で、成長意欲があり、いずれ活躍できる可能性のある人達です。 そういう人達がサポーターを獲得し、そして役立つサポートを受けることを支援するサービスが、Underdog Protoc

      • キャリアの成長と共に価値が上がる『自分発行の暗号資産』 talent protocolのインセンティブ設計

        前回は、Web3の人材領域から、talent protocolを取り上げました。自分の株式会社化とでもいうような、キャリアの成長と共に価値が上がる「自分発行の暗号資産」でサポーターとの関係を構築するサービスです。 今回は、参加者獲得の仕組みとしてのインセンティブ設計と、 将来的にはより大きく得/損する可能性も トークン・エコノミー面でのお話も少し。 現状、Talent Tokenの価値は固定されています。Talent Protocolのガバナンストークン「TAL」に裏付

        • 自分の株式会社化のようなもの?自身の「成長」で価値が上がる『自分発行の暗号通貨』

          キャリアや事業の相談に乗ってくれたり要所要所でアドバイスや叱咤激励をくれる、学生時代や社会人の先輩だったり、メンター的な人だったり、自分の成長をサポートしてくれる人がいるのはとてもラッキーなことです。 恩返しのかたちは、「結果を出す」「何か成果が出たらご馳走させてもらう」「ペイフォワードの精神で今度は自分が他の人をサポートする」とか、色々あり得ます。 talent protocolは、キャリアのサポーターを獲得し恩返しをすることの、新しい可能性を追求するサービスです。

        新たな社会保障サービスになり得るか?保険DAOも構想するOpolis

        • 人材のキャリア支援の貢献度が報酬になる ~Underdog Protocol~

        • キャリアの成長と共に価値が上がる『自分発行の暗号資産』 talent protocolのインセンティブ設計

        • 自分の株式会社化のようなもの?自身の「成長」で価値が上がる『自分発行の暗号通貨』

          インフルエンサーのコミュニティと求人企業を繋ぐPallet

          Braintrustに引き続き、採用市場からのサービスPalletの紹介です。 Web3サービスとして取り上げられることがあるのですが、結論これはWeb3とは呼びづらいかなと感じています。 とは言え採用支援サービスとしては興味深い切り口ですので、Web3との接点も含め記載します。 各業界/職種のリーダー的存在≒インフルエンサーのコミュニティをハブにした転職/採用支援 このサービスの核となるのは、求職者のコミュニティです。 まず前提として、業界や職種のリーダー的存在、つまり

          インフルエンサーのコミュニティと求人企業を繋ぐPallet

          Web3サービスのデータベース

          Web3サービスには色々な意見が飛び交っていますが、サービスはどんどん増えています。さすがと言うか、既にカオスマップとしてまとめている方々がいらっしゃり、この辺りのマップを参考にしています。 このマップはArcaneという暗号資産関連のリサーチや投資支援サービスを提供している会社のアナリストの方が出しています。 カオスマップの元となるリストもスプレッドシートで公開していて、こちらの方が更新頻度が高いようです。 ただしマップにも補記されている通り、ここに掲載しきれていない

          Web3サービスのデータベース

          採用面接から学ぶユーザーヒアリング

          「【ダメ面接官の10の習慣】「まず自己PRをお願いします」から始める面接は、なぜダメなのか?」という記事がありました。ユーザーヒアリングにも通じるところが多々あったので、ここで整理したいと思います。 「意見」ではなく「事実」を集めるアプローチ 記事では「(ダメ面接官は)候補者に『自分自身のことをどう分析しているか』と聞いてしまいます。しかし、その分析こそが面接官の仕事」とされています。 採用面接でよくある自己PRは、候補者自身の主観的イメージやこう見えて欲しいという願望

          採用面接から学ぶユーザーヒアリング

          Web3は既存産業に新たな価値をもたらすのか 〜採用市場のBraintrust〜

          昔からある産業にもWeb3の波は来ています。ただ「Web3でディスラプトする」と単純に言える代物でもなく、「新しい価値を提供する」というケースが多いと感じます。 ではどんな価値をウリにしていて、その内Web3ならではの価値は何か? ユーザーは実際Web3ならではの価値を理由にサービスを利用しているのか? といったことを、実際のサービスをもとに、ユーザーから私自身が直接伺った話も踏まえ探ってみます。 本日取り上げるのは「採用市場」から、Braintrustという、テック

          Web3は既存産業に新たな価値をもたらすのか 〜採用市場のBraintrust〜

          Web2.0型Move to Earnとの比較からWeb3を探る(そしてトークンエコノミーについて思うこと)

          Move to Earnの代表的アプリStepnも価値が急落してますが、さてどうなることやら。 さて本日はちょっと立ち止まって、いわゆるWeb2.0という従来型サービスとの比較により、Web3を探ってみたいと思います。 Move to Earnは何も今に始まった話ではなく、ポイ活も含めれば以前のいわゆるWeb2.0の時代からあります(Move to EarnをNFTゲームに限定しない定義ならですが)。中にはポイントの交換先として現金や暗号資産をもらえるサービスもあります。

          Web2.0型Move to Earnとの比較からWeb3を探る(そしてトークンエコノミーについて思うこと)

          Move to Earn / 歩いてプレーして稼ぐ Genopets 2/2

          前回は「歩いて稼ぐ」と「NFTゲーム」を掛け合わせたGenoepetsについて、簡単にまとめました。今日はもう少し深掘ってみます。 ユーザー側というよりサービス運営者側の視点ですが、「持続性」あたりは投資目的を兼ねてやるならユーザーにとっても重要な点ではあります。 既存NFTゲームを教訓にした「はじめやすさ」の設計 Genopetsはウェブサイトに掲載しているペーパーで、NFTゲームとして盛り上がり一気にしぼんだAxie Infinityは、プレイを開始するためにAxie

          Move to Earn / 歩いてプレーして稼ぐ Genopets 2/2

          Move to Earn / 歩いてプレーして稼ぐ Genopets 1/2

          Move to Earnシリーズの2回目は、Genopetsです。読みはジェノペッツ?英語発音だとジーノペッツみたいです。 いずれにしても、これはなかなか新しいコンセプトで、「歩いて稼ぐ」に「ゲーム性」を掛け合わせてます。 同サイトのペーパーによると、「たまごっちの育てて進化させる感覚と、ポケモンの特訓してバトる感覚と、あつまれどうぶつの森の場所をつくり上げていく感覚を掛け合わせ、ユーザーが運動したりゲームをやることで稼げるというもの」だそうです。なんかおもしろそうだけど、

          Move to Earn / 歩いてプレーして稼ぐ Genopets 1/2

          Move to Earn / 歩いて稼ぐ Sweatcoin 2/2

          前回記事(ラフなサマリー)はこちら。この記事は詳細版です。 実は古株のSweatcoin Move to Earnが広く注目されはじめたのは今年になってからと思いますが、Sweacoinは少なくとも2017年には既に始まっていて、2018年1月にはメディアでも紹介されています。 2018年1月時点で、「過去1年でユーザーが累積500万人になった」とされてるので、好調なアプリですね。 2022年5月時点のユーザー数は7,600万人以上とされています(公式HP)。 現在もそ

          Move to Earn / 歩いて稼ぐ Sweatcoin 2/2

          Move to Eearn / 歩いて稼ぐ Sweatcoin 1/2

          最初に取り上げるのは「Move to Earn」領域のサービスから、Sweatcoinです。 Sweat=汗なので、まさに運動系ですね。 このアプリの大まかなポイントは、 ユーザー目線だと 始めやすさ:無料でgmail連携ですぐ 稼ぎやすさ:歩く他にも、広告視聴や紹介でもコインを獲得できる 獲得コインの利便性:獲得したコインで手軽にモノやサービスも買える 将来への期待:未上場だが近々上場予定なので価値上昇の可能性がある(減る可能性も)、などです。 サービス運営者目

          Move to Eearn / 歩いて稼ぐ Sweatcoin 1/2

          Web3の波を見極めつかまえるために

          Web3界隈の動きは速いとよく言われます。 確かに、アプリがどんどん登場し、サービスごとに色々な試みが行われています。例えば ユーザー目線だと、はじめやすさや、インセンティブの獲得方法と規模、獲得資産の利便性、サービスとしての魅力など サービス運営者目線では、ユーザーの獲得しやすさや、独自暗号通貨を用いた経済圏の(価値下落を防ぐ)仕組み、これとほぼ同義ですがアクティブレート向上や離脱防止の仕組みなどです 話題の、あるいは新たに生まれるサービスに関して、こういう試みから

          Web3の波を見極めつかまえるために

          Salesforce × Slackのポテンシャル

          今週の紹介企業Rattleとは今週の企業は米国のRattle。SFA/CRMツールと、SlackやTeamsなどのコラボレーションツールを連携させるSaaSで、2,600万USDのシリーズA資金を調達しました。 去年の8月に280万USDのシード資金調達を発表してから、7ヶ月弱でのシリーズA完了です。GV(Google Ventures)をはじめ、セコイアなど著名VCが参画しています。 創業メンバー3名は元々急成長中のスタートアップで働いていて、そこでSalesforce

          Salesforce × Slackのポテンシャル

          Shopify for SaaSとは (3分で読める最新スタートアップ情報と新規事業へのヒント)

          今週の紹介企業Kindeとは今週ご紹介するのは、オーストラリアで2021年に設立されたばかりの会社Kinde(カインド)です。3月14日に、シード資金として10.6百万オーストラリアドル(約9.6億円)の調達を発表しました。 創業者兼CEOのChaldecott Ross氏は元アトラシアンで、その時に抱いていた課題感がきっかけでKindeが生まれたそうです。またアトラシアンの前はCampaign Monitorというメールマーケの会社、さらにその前はShopifyにいたそう

          Shopify for SaaSとは (3分で読める最新スタートアップ情報と新規事業へのヒント)