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自分を傷つけたいという気持ち

ダメだと分かっているのに、自分を傷つけたくなる。

落ち込むと、悲観的な気持ちになって自暴自棄になってしまう。

自分が落ち込んでるのも、悲観的になっているのにも気づいているのに、自分を蔑ろにしてしまう。
自分で自分を更に苦しめてしまう。

無性に悲しくなって。無性に泣きたくなって。
ちょっと頑張れば自分に優しくできるだろうに、このまま落ち込むという選択をしてしまう。
この憂鬱が、一生晴れないんじゃないかというような気分になる。

自分を傷付けたくなる。
身体の傷じゃなくて、心に傷をつけたくなる。
身体への自傷行為も何度かしたことがあったけれど、隠すのが余計にストレスになってやめた。
もし誰かに見つかった時、怒鳴られたりしたのならその辛さを私は耐えられないと思った。この傷を見て慰めてくれようとしたとしても、私を理解できていないのなら無意味で、無意味どころか余計に傷付いてしまう気がした。
それに比べ、心の傷は目に見えない。
だからこそ、自分の心を自分の好きなだけ傷つけてしまう。
過去のトラウマを思い出したり、倫理的におかしい読むだけで心をズタボロにされるような小説を読んだり。
心がぐちゃぐちゃになって、声を押し殺しながら泣く。
小さな子供のように思いっきり泣いて、泣き疲れて、寝る。
それでも朝起きると、まだ泣き足りないような気がする。心のモヤモヤは晴れてない。
調子が悪いことが続くと、毎日これの繰り返し。

ある意味、私は自分自身の心を傷付けることが快楽になっているのかもしれない。

普段、調子がいい時は、自分に優しくしようと何度も誓うのに。
実際に好きなことをしたり、自分を認めてあげる努力をしているのに。
憂鬱の波が来ると、この努力が一瞬にして崩れていく。
努力していた自分をふと思い出して、虚しくなるし惨めになる。


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