手を止めて一息、脳みそを満たす
かもめです。
いやいや今日寒くない?
4月も残り1週間なのに、夜とは言えこんなに寒くていいの?
住み始めて3年経つアパートだが、風が強い日は家が鳴る。
樹脂同士を擦ったような「キュッキュッ」という音が鳴る。
外から確認してみると、おそらく家の壁から出ている電線の取り付け部が風で揺れて鳴っているようだ。
いやあ、これがもううるさいのなんのって。
引越当初はその壁側にベッドを置いていたが、初めての冬、強風が吹いた夜はとてもじゃないが眠れなかった。夜中に、Amazonで買ったアイマスクについてきた耳栓をがらくた箱から取り出してくるほどだった。
管理会社に連絡したが、異常は見つけれられず。
「直接話を伺いたい」と言われたが、平日は仕事だし休日に余計なストレスを加えたくなかった。解決していないから結局ずっとストレスなんだけどね。
何が嫌かって、他人をどうしても家に入れたくない。
家が片付いていないとかどうこうではなくて、うまく言えないが、この家の調和が乱れるのが嫌なのだ。もっと言えば、他人から借りた物も長い時間置いておきたくない。他人から物を借りるのが苦手。ある種の潔癖症なのかもしれない。
昔、しいたけ占いで有名なしいたけ.さんのブログだったか半期ごとの占いだったかでしっくりくる部分があったのを思い出した。
あなたのイメージって違う言い方で表すと「砦(とりで)」です。城門は固く閉ざされていて、なんでもかんでも自分のプライベート空間に入れるわけではないけれど、一度気に入った人やモノはかなり厚遇して大切にします。
繰り返しますが、あなたが生活空間の中に取り入れるものって「なんでもかんでもOK」というわけにはいかないのです。じっくりとその商品を類似商品などと比べて「何がすぐれているのか」「何が突出しているのか」「自分との相性はどうか」ということをかなり真剣に審査します。
なぜあなたが「ただの洗剤を買うだけでも厳選な審査をするのか」と言うと、あなたは「生理的にごっちゃになるのが嫌い」な人だからです。「よく使うものと全然使わないものが一緒になっているのがすごく嫌」という感じがあるのです。
しいたけ.さんって名前にドットが入ってるんだね。藤岡弘、みたいな感じかな。違うか
まあ、でもほんとこれ。
「整う」感覚が好き。今度天秤座あるあるか、私あるある書こうっと。
しいたけ占いチェックは毎週月曜のルーティンになっている。
他の占いと違って、やさしい。
私ってば占いに悪態をつきがちなんだけど、例えば、
『今週は好きな人にはグイグイいかない方が吉!おとなしくしていよう!』とあると、「いやいや勝手に決めんでくれや。これでうまくいくかもしれないし、ぼやぼやしてたら他の子に取られてしまうかもしれん!」となるし、メンタルがやられているときは余計に病んでしまう。
でもしいたけ占いは言葉の紡ぎ方がやさしいのよ。
「そっか~だよね~。いつも頑張ってるしね~」とゆるふわな気分になれたり、彼が「いったれ!大丈夫やで!」って言う時は自然と勇気が出てくる。
言霊ってやつだね。私がスピリチュアル系の言葉を使う日が来るとは思わなかったよ。
でもね、当たる当たらない関係なく、今週もこの人の文読めてよかったなと毎回思う。
占いは当たる当たらないを軸に読まない方がいいって最近気が付いた。
どうしたらいいかを指南してくれるものではなくて、心をリセットしたり自分で自分をコントロールできるようにサポートしてくれる読み物として接した方が幸せに過ごせる。
しいたけ占いの他に脳みそが安心するのは、ANAの機内誌「翼の王国」で連載されている伊集院静氏のエッセイ「旅行鞄のガラクタ」
彼が旅行から持ち帰ったガラクタをテーマにした見開き1ページのエッセイなんだけれど、音とかにおいとか、情景が目に浮かぶのよ。
このエッセイを読むまで恥ずかしながら彼についてほとんど知らなかったけれど、暇つぶしに手に取った機内誌でぱらぱらページをめくる右手が止まったものね。
本を書く人は読む人の手を止めたり、早めたりすることができる。自分の伝えたいことを他人に想像させることができる。すごいよね。
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今夜は寒いってお話から脱線した。
そもそも今日は、ホームページのデザイン変えたよ!のお知らせ記事のつもりでPCを開いたのに初っ端から全く違う話題だった。
では、ごきげんよう。
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