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OASISってやっぱ最高だな


かもめです
ちょっと思い出話です


本作業に入る前、メールやニュースチェックの時間は音楽を流すことが多い

最近はニューオリンズのジャズ、ファンクミュージックとか、ジブリのピアノジャズを流していた

今朝Amazon Primeミュージックをぱらーっと見ていたら、”GREATEST HITS OASIS"なるものを見つけた

私にとって初めてのOASISは「Champagne Supernova」だったかと思う


***



昼過ぎ、その日もジリジリした暑い日だった

木を継ぎ接ぎしたベンチに座ってiPhoneでこの曲をスピーカーで流していたところ、友人のイギリス人に

「これってOASIS?」ときかれた

心の中で「OASISって”オエィシス”って発音するんだ」と思った

何のきっかけかは思い出せないが、この時期・この街でよく聴いていた


白い砂浜にエメラルドグリーンとブルーの中間色の透き通るような海

明け方と夕暮れ時にはラクダの隊列がビーチを優雅に歩くような街にいた


ちょうど乾季に入った時期で、雨はもうほとんど降らない

気温は35℃を超えるのが普通で、おそらく暑さのせいで停電が頻繁に起こっていた


3階以上の建物も信号もこの街にはない

街で一番賑わうエリアはチャイナタウン

クーラーがガンガンに効いたスーパーは寒すぎたので、屋外で日陰になっている風の通り道を探すのが好きだった

それがこの曲で思い出す情景



それから数年経ち、Netflixで海外ドラマ「ルシファー」(原題:LUCIFER)を観ていた時のこと

ストーリー:悪魔が地獄での仕事に飽きてロサンゼルスに住み着き、そこである刑事と出会って一緒に殺人事件を解決していく

その中の登場人物にメイズという、主人公ルシファーの用心棒的立場の魔物がいる。セクシーで乱暴で性に奔放な面もあるけれど、ルシファーと共にLAにやってきてから段々と人間らしくなっていく。特に、ヒロインの娘との友情が彼女を人間らしく成長させる。

素直じゃないが、可愛い面もある憎めないキャラクターである


そんな彼女がシーズン4で自分が抱く恋心を少しずつ自覚していく

あるエピソードでルシファーの経営するクラブでそんな恋心を歌うシーンがある

メイズが歌い終わったあと、その相手は感動した様子だったのに肝心のメイズの恋心には気づかない切ない展開・・・

海外ドラマや映画で歌詞が字幕に出てくるとその曲を好きになることが多いが、これもその一つである。ドラマを何か月も前に見終わったのにも関わらず未だに覚えている好きなエピソード。

その歌とシーンがマッチしていてすぐに調べてみたら、

OASISの「Wonderwall」だった

(ネタバレだめな人は再生しないでね)


その時、前述のChampagne Supernovaと当時の思い出が蘇ってきた

もう5年ほど前のことなのに気温や雑音も思い出せるほどクリアに


引き金となったのはいちバンドにすぎないけれど、自分の場合、においや景色よりも音が昔を懐かしむきっかけになることが多い気がする

もちろん、匂いによって思い出す時もあれば、何かのモチーフを見た時に思い出すこともある

いずれにせよ五感と思い出はセットになっている

普段インドアだけれど、そろそろ太陽光を浴びていろんなことをしたいなと思った

今更だけれど、私の人生に2曲もトリガーを作ってくれたOASISは最高のバンド!


ではでは~

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