2023/08/04 I wanna be your lover

好きな子とランチへ。他愛もない話をして、お腹いっぱいになり血糖値も上がり眠くなっていたころ。

途中彼女から「彼氏はいらないし1人で生きていくと前から決めている」と話が急に出てきた。
今まで仲良くご飯も行ったし、花火大会やドライブも行ったから多少なりとも気持ちはあるんだろうなと、最初は聞き間違えたと思った。どうやら僕はご飯を食べている間にいつのまにか詰みを迎えていたらしい。

ランチが終わり彼女を車で家まで送った後、運転しながら自分が彼女の横にいるかは置いておいて、単純にどこからそのような考えが出てくるのか気になった。1人は楽だから?彼女はアイドルに夢中だから、趣味に集中したいから?僕を断ち切るためかもしれない。僕は行間を読むのが苦手だから、理解が追いついておらず素直に気になった。
1人でいることに対して是や非を問いたいわけではない。それは各人の自由であって、それぞれ持っていい価値観だとは思う。ただ、僕個人としては、寂しい。それは彼女に目の前で言われたからもあるだろうし、何か彼女に関わりたいと願っていた僕の希望が、塵になりどこかへ消されたからもあるだろう。信頼できる人がいたら、心を許せる人がいたら。逆にそんな気持ちを持てないのならば、それは寂しく悲しい世界じゃないかと思う。僕は彼女に単純にそんな色眼鏡で世界を見て欲しくなかった。もっと期待してほしい、信じてほしい、心を許して甘い部分をたまには出してほしい。

そんなことを思いながら、PrinceのI wanna be your loverを聴いて、彼が全て代弁してくれていた。狂いそうな気持ちをグッと抑えられた。彼氏彼女とか結婚とか付き合いたいとかどうでもいい、あなたが愛する人になりたい、信頼できる人になりたい、頼られたい、あなたの人生に関わりたい。Princeの言う通り、本当にそれだけの想いなんだよなぁ。

端的に言うと多分フラれたんだな、今日。
上の気持ちは伝えるべきか、そのままタンスの奥にしまったまま眠らせるか。答えはまだ見つかっていない。わからないけど、なんか諸々の過程や気持ちの動きを感じられて、今は楽しんでいる。そう感じていることにした。

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