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♠ O.D.002_ “ まち子の夢 “=「恋」---(novel)

♠ O.D.002_ “ まち子の夢 “=「恋」---(novel)

 

・ 「ああああ~、今日も、でぇれぃ~↗  疲れた~!!!」

→プっシュ―ッ! と勢いよく缶ビールを開け、

最初の一口を、  一気に流し込んだ、まち子だった。

 

■仕事は介護の仕事をしている。

休みなく、・・・安月給で、 ・・・ 【じじ・ばば-守り】を、している!

 

■ほとんど、

なんの楽しみもなく、

あるとするなら、動画サイトで、 「Kポップ」 を見るくらい。

 

■「なんで?あんなに韓国の子はかわいいの~!

・ぅるっ😢 お人形さんみたい!」

「あんな子と、・・・⁉

 

いや、年が違いすぎ!」

 

■「せめて、あんな子ができたら、

さぞ、きゃっ~わいいだろうなあ・・・♥」

ひとり妄想していた ・・・。

 

■「いやいや!それより先に、 “ 種 “ を、仕込まないと! 

 

💡できないわ!!!」 と、

 

やっと、我に返り、鏡の中の、もう三十路を、

とうに過ぎてしまった自分を、ため息をつきながら、

 

  見・つ・め・た・

 

■ちいさい時から、

あこがれる人は、=あまた=いたけれど、

 

どうも口下手で、告白すらできず、

 

“ 恋らしい-恋 “は、 いままでに、した事がない。

 

■大卒後、

一応、仕事は、正職には、つけたのだけれど、高学歴が禍いしてか?

人間関係が嫌になって、今は、委託で介護をしている。

 

◾まち子は、親と同居していて、少しお金があったので、

外車を買った!

 

■外車と言ってもそんなに大それたものではない。

うすいピンクのちょっとかわいいやつである。


" フィアット500(チンクエ・チェント) "

 

■その中で、ガンガンに、Kポップをかけながら、

通勤する時間が、いまの人生で最高のひとときであった!

■仕事柄、なかなか、 『良い出会い』 もないので、

“ 悪あがき “ で、婚活パーティーなんかも、行ってはみたものの、

やはり、そこは戦場 !!!

 

■『百戦錬磨の猛者』 に、いい獲物をガツガツ持って行かれて、

“ 窓辺の花 “ なら、いいけれど、飲みすぎて、

“ ベンキの友 “ と化して、落ち込んで帰った記憶が、

あるような、・・・ないような~・・・^^

 

■まち子: 「いや! もうこんな人生!」と言いながら、

今日も深夜までの仕事を終えて帰ってきた。

 

■そして、家にたどり着いて、

こうして、一杯やりながら、ネットをさまよう事が、

いつものルーティンだった。

 

と・・・

 

--🏄--【Ordinary Dream K.K.】=(ささやかな庶民の夢_株式会社)

というのに、突き当たった。

 

■まち子: 意味はなんとなく分かるような気がする。

 

で、いったい何を叶えてくれるの ???

 

■好奇心のみだったが、

匿名で、自由アクセスだったので、

とりあえず、覗いてみる事にした。

 

・・・ぴこぴこぴ~!

 

■O.D.【AI】: いらっしゃいませ! はじめまして!

 

なんか?いい感じのオヤジ声のVチューバ―みたいな、

じじい(失礼おじさま)が話しかけてきた!

 

■まち子: あんた誰?

 

■O.D.【AI】: わたしは、

当・【Ordinary Dream K.K.】→「一般庶民のささやかな夢を叶えてくれる。」

のコンパニオンおやじアバターです!

 

■まち子: 何よ!それ? 

 ・・・  

まっ、いいか?

 

■まち子: ところで、何ができるの?

 

■O.D.【AI】: なんでもできますよ!

 

・・・ただし、

 

■高望みではなく、

あなたも、少し頑張れば、叶うかも知れない夢の、

 

“ もちょっといい夢 ” って、感じを一緒に叶える!!って、

感じでしょうか?

 

■まち子: 何よ!それ!よぅーー分からん!😊

 

 

 

---わたしは、恋がしたいの “ 恋 ”!

 

 

・できたら、 “ Kポップ “ のような_人と・・・

そして、

 「“ Kポップ スター“ のような子供も、

欲し~~~い!」 みたいな、夢!

 

■O.D.【AI】: 努力は、なさいましたか?

 

■まち子: ええ、  ちょっとだけ、

したわよ!

 

■O.D.【AI】: で、どうでしたか?

 

■まち子:  “ 婚活 “ 行ったけれど、

ぜんぜ~んダメ!

 

■O.D.【AI】: ???

 

■まち子: いいとこ、全部、持っていかれたわ!----くそっ!

 

■O.D.【AI】: それは、またどうして?

 

■まち子: わたしね。  ちょっと 『口下手』 なの!

 

■O.D.【AI】: … 、それは、困りましたね^^

 

■まち子: 出会い系サイトって言うのもあるらしいけれど、

こんなおばさんねぇぇぇ・・・。

 

それに、やっぱ、ちょっと怖いし、

騙されるのって、嫌だし、

ましてや、相手がいても、なにを話していいのやら・・・? で、

 

 → 途中で逃げだしそうー!😢

 

■O.D.【AI】: なるほど、なるほど。

 

・      ・   ・   ・   ・

 

それは、お困りですね!

 

・・・ぴぴぴぴ ぴ~っ!

 

 

■それでは、まずは、

当社の 『コミュニケーション・ワークショップ』 に、

ご参加してみては、いかがでしょうか?

 

■まち子: 何それ?

 

■O.D.【AI】: 最終的には、 『1対1の リアル対面』 が、目標なのですが、

 

::::::::::::::::::

1.  まずは、PDFにて、

【コミュニケーションの極意】 を、知って頂いて、

 

2.  次に、

優しく、面白い “ おっさん、ないし、お姉さま! ” との、

【電話での、コミュニケーション・トレーニング】 を、積んで頂き、

 

3.  その後、お相手を見つけてもらいます。

(相手からのアプローチもございます)

 

■オンラインでのグループMTG パーティーも、

結構頻繁に開かれておりまして、少額で、話しながら、

ちょっと変わったいろんな地域の食べ物、飲み物も、

お届けいたしますので、話が弾むかと思います。

 

■そんな中で、お相手が見つかったら!

4.  最後に、

=face to face=【リアル・マッチング】と、

いう流れになります。

:::::::::::::

■O.D.【AI】: いかがですか~?

 

■まち子: 面白そうだけれど、

それって、結構お金がかかるんじゃあないの?

---騙されんぞ!---(心の声)

 

■O.D.【AI】: いえ、いえ、先程、申し上げたように、

▶【Ordinary Dream 】=「一般庶民のささやかな夢」なので、

「もちょっと」の金額です。

 

■それに、コミュニケーション能力が、上達すれば、

=値引き交渉=も、できます。頑張ってくださいね!

「ぱぱぱぱぱぱぱぱあ~♪」←(これは、【AI】の不自然な笑い)

 

 

■基本、

 

=身の丈=の、

 

価格です。

 

■まずは、

【コミュニケーションの極意】のPDFから始めてみては、

いかがですか・・・? お安くお送りいたしますので。

 

■何故か?ここは、なめらかな口調で話した。

 

♥いつどこでお辞め頂いて、大丈夫です。

 

■まち子: ほんとーうに⁉

 

■O.D.【AI】: はい!

 

■まち子: ちょっと考えさせて!

 

■O.D.【AI】: もちろんです。どうぞ、ごゆっくり!

それでは、また。

 

お待ちしております。

 

・・・ぴこぴこぴ~!

 

と、 【AI】 との交信は終了した。

 

■そして、朝になり、

まち子は、いつも通りいつもの道順で、いつもの職場に向かった。

 

■やっぱり、【じじ・ばば-】 しかいない!

 

何の変化のない日々がなんとなく何日か続いた。

 

■まち子: あ~あ、なんか、ぱっ!としないなあ~?

 

💡そんな時、この前、アクセスした、

・【Ordinary Dream K.K.】=(ささやかな庶民の夢_株式会社)の

事が、頭をよぎった!

・・・

■「よっしゃー、ここは、いっぱつ、小冒険旅行じゃあああーー!」

 

おやじのように、心の中で、吠えた(笑)

 

■そして、仕事を終えて、家に帰って、

まずは、→プっシュ―ッ!の後、

 

■PCの電源を入れて、

・【Ordinary Dream K.K.】=(ささやかな庶民の夢_株式会社)

サイトにアクセスした。

 

■O.D.【AI】: いらっしゃいませ!まち子さま!

 

(一瞬、どきっとしたけれど、さすが! 【AI】おやじは、

覚えていてくれた!)

 

■まち子: あのね?

 

・ほんとうに、途中で、いつ辞めてもいいの?

・上手になったら、安くしてくれるの?

・チェンジは何回でも可能?  と、

 

■矢継ぎ早に、【AI】おやじを問い詰めたけれど、

ここは、【AI】なので、まち子の質問が出る前に、

答えが出てくるような勢いで返事した。

 

■O.D.【AI】: もちろんでございます。

「基本、前金制」なので、そのクールが終了すれば、

いつお辞めになっても、大丈夫ですし、追加料金は頂きません。

 

■まち子: ・・・

・・・

■まち子: じゃあ、

 

まずは、コミュニケーションの極意のPDFを送って!

 

■O.D.【AI】: かしこまりました。

 

そして、 “ まち子のささやな夢project ” がスタートした。

 

-----つづく

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