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アメリカ編入学記⑨

8月、アメリカは下旬から、新学期が始まる。

しかし、息子は、晴れて明日から、一週間ほど夏休み(ただの休み?)だ。

この日を、どんなに待ちわびていただろう。コロナで、友人たちが来るのも延び延びになっていたし、日本からやっと彼らも来れるということで、喜びも一入ではないか。

ロスで待ち合わせて、数日だが、楽しんできてほしい。

飛行機の訓練を夏休み中、こなしていた息子は、最近の天候の悪さで、何度足止めをくらっていたかわからない。

特に、今回は夜のフライト訓練に支障が出ていた。準備をして、インストラクターと滑走路に行くと、ドッカーン、ガラガラ、ザー。どうも、7月の夜がこういう天気らしい。

もちろんあらかじめ、ダメな時は、家で待機だが。

あと、3時間ほどのフライト(クロスカントリー)訓練、それらのテストありで、たいへんだ。そして、最終テストまで、終わらせてから、友人たちに会う予定ではあった。

しかし、予定していたようにはいかず、ちょうどお盆ぐらいになりそうだと聞いた。ただ、時間をかけただけ、慣れてきたという。

以外に、根性は座っていた。(みたい、、、)

先日、ある方に、子供を海外に(将来)行かせて学ばせたいが、どうやったら、自分から留学したい、僕、海外でがんばりたいという子に育つのか?言い方は悪いが、今から洗脳させておきたい。何か、アドバイスはないかっと真剣に聞かれた。

あなたの気持ちは伝わりますし、実際、海外に頻繁に連れて行ってあげてください。

本当にそうだ、いくら資産があり、親にその気があっても、子供が自ら、行きたい気持ちがないと、成立しない。

でも、この方は、真剣に何でもやろうとしているので、大丈夫だと思う。

だが、「英語だけは、身につけさせたい。」と気軽に聞いてくる親で、自分は英語も聞きたくないし、海外も行きたくないという人は、質問に答えないことにしている。

あなたの環境では、無理です。

そして、息子に聞いた。
何が一番、よかったのか?

「赤ちゃんの時から、海外に行っていたけど、全く覚えていないよ。(ガクッ)

でも、小3の冬にロスへホームステイしたのがよかったかもね。」