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7.朝の氷見

昨日富山県・氷見に行ってきたので、ローカル百景のひとつとして記しておこう。

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長野から高岡までは新幹線で移動。せっかく持ってきたKindleをカバンに入れたまま眠りこけてしまった。変な姿勢で寝たからか胃がムカムカして、とても旅の始まる朝とは思えなかった。

しかも借りた靴が擦れて刺すように痛い。歩いてる時ちゃうて座ってる時に痛いってどんな靴やねん。座りながらモゾモゾして靴の当たる位置をずらし続ける姿は非常に奇妙だったに違いない。

氷見にたどり着き、海沿いの道路をズルズルと歩く。朝日の加減なのかあまり綺麗な青色ではなく、漁港感たっぷりの「氷見」の看板の方が青々していた。防波堤の位置も住宅街も平凡そのものだ。

しかし青々としないのは、多くの人が働き始める時間にフラフラしている自分への罪悪感のせいだ。おさまらない胃のムカムカは何もない自分に向けたものなのだ。平凡にしているのは自分なのだ……。


昼頃に富山駅に着き、寿司を食べた。午前中のしんどさが消えた。

そういえば朝ごはんを食べていなかったのだった。私の屈託とは所詮そんなもんだ。

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