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【バトンリレー企画】想いは生きているうちにお互いにきちんと伝わるように伝えられると良いなと思わせてくれた作品 #心に残るあのエピソードをあなたへ~

おはようございます😃


今朝は恵子さんからバトンをつないでいただいたチェーンナーさんの企画に参加させていただきます。

いつも、自分の体験談などを書くことが多いのですが、今回は、日渡早紀さんの『ぼくの地球を守って』という漫画について書かせていただこうと思います。

この漫画、私が高校生の頃にリアルタイムで読ませていただきました。


ネタバレになってしまうので、これから読まれる方はご注意ください。


ざっくりストーリーを説明します。


※※※


現代の日本に生まれた主人公の亜梨子(ありす)は植物と交信できる力をもった内気な高校生。しかし、前世は地球以外の星から来た異星人の若き研究者たちの一人だった。


研究のために地球に訪れている間に、故郷である母星は戦争で全滅してしまう。


研究者たちは地球に降りるかどうするかを考えて激しく対立。その間、研究施設内に伝染病が発生。


最後一人残された紫苑はある計画を思いつく。


とざっくりとこんなお話です。


この中で、主人公亜梨子(ありす)には、前世の木蓮という女性であったころに想いを寄せていた紫苑という男性がいました。


この紫苑。「俺に触るとケガするぜ」的な少女漫画のダークヒーロ―的存在なのですが、戦災孤児で本当に孤独な生き方をしてきた青年でした。


最初、美しくて何もかも恵まれているように見える木蓮に嫉妬したり、長年来、ライバル視してきた玉蘭(木蓮に恋をしている)へのあてつけで、何かと木蓮につらくあたります。


しかし、一方で一見とても恵まれているように見える木蓮も、実は孤独な幼少期を送ってきて、その心のうちをだれにも理解されぬまま生きてきた女性でした。


木蓮は、誰にも分ってもらえない心情を理解して同じ目線でモノを見ることができる紫苑にひかれていきます。


しかし、一方で、地球に降りるか降りないかで分裂した研究者たち。その仲介に入った木蓮を、こともあろうか紫苑はレイプしてしまうのです。


紫苑は自分は絶対に木蓮に許されないと思っています。しかし、木蓮は自分が好んで紫苑のもとにいったのだといって、紫苑を受け入れます。


紫苑と木蓮は前世では本当は想いあっています。しかし、死ぬまでその思いはお互いに通じることがありませんでした。


※※※


この漫画、本当に記憶に残るエピソードがたくさんあり、今でもあの美しい絵とともにいろんなエピソードを思い出すとき、胸が熱くなります。


しかし、いつまでもいつまでも心にずっと残っているのは、前世でお互いに想い合っているにもかかわらず、最後までお互いの想いが通じなかった若き恋人たちです。


今世では、死んだ時間がいろいろあって異なるため、高校生と小学生。激しく年の差ができたけど、最後は結ばれる木蓮(亜梨子(ありす))と紫苑(輪(りん))。


※※※


自分自身を振り返っても、きちんと想いを伝えておけばよかったと後悔することがあります。


あのときのあの後悔は、これから生きるときに「もう同じことを二度としないようにしよう。せっかく言葉があるのだから、想いはできるだけ声に出して伝えよう」


そう活かしていこうという糧にしていきたいと思います。


せっかくせっかく生きているのだから、今、想いをきちんと伝えられるといいよね。


この作品はそんな風に強く思わせてくれます。


他にも熱く語りたい漫画はたくさんあるのですが、今回はこちらの漫画を紹介させていただきました。


恵子さん、バトンを回してくださり、ありがとうございます。


チェーンナーさん、素敵な企画をありがとうございます。


バトンは、いつも、熱量たっぷりの心の滋養となるような記事で5959(ごくごく)あっという間に記事が読めてしまう魅力的な記事を発信されているミイコさんにバトンタッチします。


ミイコさん、よろしくお願いします♪

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



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