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ちょいスキル5 デザート編

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ダンジョンから転移してギルドに戻る。
「おお、まさかリザルトSSでクリアするとは!めったにいないぞ初心者ダンジョン1のSSクリアは!SSのクリアで手に入れたものは人目につかないようにしておくといいぞ、スキルオーブメントの裏側にはめておくとかな。
そうそう、まだ名乗っていなかったな、わたしの名はギルワンだ今後ともよろしく。冒険者のリザルトはギルド運営者しか知ることはできないんだ特にSSはかなりいい物が手に入ることがあるからな」
「じゃ、そうしておこうかしら。スキルオーブメントの裏側にさっき手にいれたスキル石(ハートリーディングングキラー、心を読むスキル、ハートリーディングを使われたときにのみ効果を発揮する)をつけておくわ。ケンジンもそうしておくわよね。」
「ああ、実際に使う機会がないともいいきれないからな。持ってることは気付かれないようにしておいたほうがいいだろうな」
二人ともランクSS報酬のスキル石をスキルオーブメントの裏側にはめた。
「ねえ、ギルワンさん、私たち、デザートを食べにいきたいなって思ってるんだけど、一人当たり2500円以内で済むデザート屋さんのおすすめはあるかしら?」
ギルワンは即答する
「ああ、宝箱の5000円で食べに行こうってことだな、ギルドを出ると向かいに赤い建物がある、そこはケーキビュッフェの専門店で、ちょうど一人2500円で済むぞ、ドリンクバーつけるとプラス300円だが、水は無料でおかわりできるぞ。わたしの呼び方はギルワンで呼び捨てにしてもらってけっこうだぞ」
ギルドを出ると目の前にCakesと文字が書いてある赤い建物があった。甘い香りがしてくる。さっそく入る
「お客様は初めてのご来店ですか?」
店員が尋ねてきた。
「はいそうです」
「では、当店のシステムを説明させていただきますね。当店は90分で食べ放題のケーキ食べ放題になっております。一度にお皿に乗せられるのは2個まで、と制限させてもらっております。食べ残し防止のためですのでご協力お願いします。あと、なるべくたくさんのお客様にいろいろなケーキをお召し上がりになって頂きたいので、同じ種類のケーキばかりをとって食べるのは控えていただくようお願いさせてもらっております。よろしくおねがいします。料金は先払いでお願いしております。お客様はお二人ですね。ドリンクバーは水だけなら追加料金なしでご利用いただけます。ジュースも含めたドリンクバーだと別途おひとり様300円になります。ドリンクバーはおつけになりますか?」
「水だけでいいです。」
「かしこまりました。合計5000円になります。お会計はご一緒でよろしかったでしょうか?」
「大丈夫です。」
さっきのダンジョンで手に入れた5000円を店員に手渡す。
「はい確かに、こちら入店の時間とサービス終了の時間を書いてある領収書になります。テーブルの上においておいてください。ケーキは大皿にのって何個もおいてありますが、向かって左から右へいくほど、甘く濃厚なものになっておりますので、最初は左のほうから召し上がっていただくと、お楽しみになりやすいと思います。席はお好きな空いている席をお使いください。それでは楽しい時間をお過ごしください。」
領収書を見ると入店時間12:10退店時間13:42となっていた。
席はほぼ満席で、窓際の席と、客席の中央あたりの席が空いていた。
「窓際でいいかしら?」
「いいぜ」
取り皿をもってケーキのおいてあるところへむかう
ケーキはショートケーキやチョコケーキ、アップルパイやミルフィーユなどいろいろあった。どれにしようかしら。あ、ケーキの人気ランキングがあるわね、えーとどれどれ・・・1位ショートケーキ(いちご)2位チョコレートケーキ3位ガトーショコラ4位ミルクレープ5位フルーツタルト6位ベイクドチーズケーキ7位モンブラン8位レアチーズケーキ9位シュークリーム10位シフォンケーキ
「せっかくだしベスト10を食べようかな、1位から順番に」
「俺はザッハトルテ(チョコケーキ)からいくぜ、あとはとりあえずショートケーキかなあ、まあいきなり濃厚だけど」
ケーキを食べながらケンジンが話かけてきた
「なあ、装備だけどさ、ズボンはねえの?スカートだと防御力やばくね?」
「私は見た目もこだわりたいの、ズボンもあることはあるけどね」
うーんと間をおいてケンジンは言う
「見た目かあ、強い装備って結構見た目悪い奴あるからなあ、そのこだわりは捨てたほうがいいぜ」
「しばらくはこの装備でいくわ 大丈夫よ!それはそうとパーティの名前決めない?ギルドの掲示板にクエストや対人戦にはパーティネームが必要って書いてあったわよ」
「すぐにクエストや対人戦やるつもりか?まだスキル石もまともにつけれてないんだし、それは早いような?先に初心者ダンジョン2,3を終わらせてからパーティ名決めようぜ、とりあえず俺もパーティネーム考えとくぜ」
「あんまりすぐ決めるのもよくないかしら、じゃ私もパーティネーム考えとくわ」
ケーキは、さっぱりした味、濃厚な味、ふわっとしたもの、バランスの取れたもの、とろけるような味など、飽きがこない味だった。おいしかったなあ
時間は13:20分。ケンジンはもうケーキを食べる気はないようね?
わたしも、もう満足したわ。もっとおなかすいてる時にまた来ようっと
ケンジンに尋ねる
「もう、満足した?初心者ダンジョン2に行く?」
「お、もういいのか?じゃ、さっそくダンジョンいこうぜ!」
店員が
「ありがとうございました。またお越しください」
と言っていた。
それじゃ、初心者ダンジョン2、いくわよ~!
お店を出て早速ギルドの扉を開く

ちょいスキル6初心者ダンジョン2前編に続きます


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