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自分に「えらい」って言えますか?


「えらい」って自分に言えますか?

 普段の生活、いつも当たり前にやってること。それを 「えらい」って自分に言えますか?

 言えなかったよー
不思議な違和感があったの。
主婦だから普通でしょ、だから「えらい」って・・・ みたいな感じ。

 それがね、
先日の佐藤由美子先生の講座でわかった。
自己受容してなかったね。※⑴
自分のこと、良いも悪いも色んなところ、
認めてなかったんだ。

自分を責める癖があるんだ。

 何をやっても完璧ってないでしょう。
すると完璧じゃないって。それが本当のことって。

 学生の頃は、上には上の人がいると思ったよ。いつも謙虚でいなさいなんて 親によく言われた。
社会人ならなおさら。

 主婦になって、意外と家事は面倒だった。限りなくあるし、終わりはない。収入も無いし、しんどかった。
 子供は、厳しく育てた。育ててもらった方法しか知らなかった。いつもいい母親じゃないなんて悩んでた。本当は自分がいっぱいいっぱいだったんだ。

 今になって思うのは、 完璧なんてないよね。それが普通だったよ。
だから私が心地良いように整えたらいいってこと。

 勉強も ここまでやると決めたら
その先は手放してもよかったんだ。

 もっともっとって、まだ足りないなんて思うことなかったんだ

 主婦になって、収入が無いことを情けなく思ったけど、私のしている家事は生きていくのに大切な役割だったんだ。
特殊でも、人から ずば抜けているわけでもない。普通の洗濯もお掃除も生きていくのに大切な役割だったんだ。
 お料理が特別上手でも特別好きでもないけれど、たんぱく質があるように、緑があるようにって配慮してきた。取り合わせのバランスも あっさりとこってり、酸っぱいとか素朴とか。


やってきたこと沢山あるじゃない。

 掃除、だいたいキレイでOK。 トイレもお風呂も掃除した。片付けは数えるまでもなくエンドレスでやってきた。

 洗濯、皆が着るものがあるように、洗って干して畳んでしまう。

 調理、買い物、献立、洗って、切って、炒めたり、煮たり、焼いたり。食べたと思ったらお茶碗にお皿洗い。翌日の朝ごはんの準備までしてようやく終了。


ダメなところがあると思う前に。 

ダメなところがある。これって何か出来て当然、当たり前なんて意識があるよね。
 少し広く捉えたらどうかな。

 やっつけ仕事なときがある。それもOK。 手抜きをしても、それでもやったOK。
頑張った私、えらい。

 やりたくないことを、家族のためにする。愛じゃん。やりたくないことを放ったらかす。
見てみぬふりをする。掃除を何日かしなくてもOK。
自分の気持ちを優先してもOK。


人生の終わりが来たら

 いつか来る人生の終わり。その時、減点法じゃないんだ(笑) 
何をやった。どんなこと悩み、苦しんだ。何が好きだった。何を愛してきた。何を面白がった。

 私、よくやった「えらい」って、言おう。
今、自分に「えらい」って言おう。


※⑴ 佐藤由美子「シンクロちゃん」などの著書

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