練習の相互関係

valorantの練習は目的がそれぞれ違います。また、それぞれの練習に関連性を持たせて、実戦まで練習したことを反映する必要があります。
大前提の話をします。
練習をする際は常に、量>質>効率の順番で意識してやるようにしています。質を上げるためには知識だけでは不足しており、無意識レベルにまで行動や思考決定を落とし込む必要があります。また、効率を上げるという行為は量減らせるという考えではなく、変わらぬ練習量にどれだけ詰め込めるかという話です。キャリーバッグをイメージして欲しいのですが、服の畳み方を知っているとバッグの容量を効率的に使用出来て、沢山詰め込めますよね。その服1着1着が練習の項目で、沢山バッグに詰め込めるという事は短い時間で効果的な練習が出来ているという事ですね。ただ、ここで質が悪ければ、それはただ、練習を短くやっているだけに過ぎません。
なので
量>質>効率の順番が適切だと考えてます。

量を確保する事を怠り、質や効率のみを求めがちですが、その上で”量も”やった者の方が勝負の世界では勝つ可能性は上がり、成長率も比例して増えます。
ただ、どれだけの量を出来るかという事に関しては、その人の環境や才能による努力量のキャパシティがあるので、人によって違うと思います。
例えば俺の場合、睡眠時間を9時間以上取らないとMAXパフォーマンスを安定させることが出来ないロングスリーパーであり、6時間の睡眠でもMAXパフォーマンスを出せるショートスリーパーに練習量のみで勝つことは出来ません。必要な睡眠時間は遺伝子で決まってるとされています。また、睡眠の質を向上させ、10時間睡眠を9時間睡眠でも事足りるようにする事は出来ても、ロングスリーパーが5,6時間睡眠まで睡眠時間を落とすという事は自殺行為です。医学の専門家に聞いても帰ってくる言葉は似通ったものになるでしょう。これは自分の経験則にも基づきます。
正社員時代7時に家を出て19時半に家に帰ってくる生活をし、30分で風呂と夕食を済ませ、20時~21時までaimトレ、21時~2時頃まで練習をし、5、6時間睡眠で3年間働きましたが。常に眠い状態でしたし、体の疲れも頭の疲れも抜けきらず、ついには突然体の力が抜けて倒れるようになったり、めまいに襲われ半日動けないような状態にまでなりました。このことから少なくとも自分にとって睡眠時間の確保は命を守り、パフォーマンスを維持する為に必要な事で、気合や根性でどうにかなるものではないと結論を出しています。

練習の相互関係の話に戻ります。
練習項目としては以下が上げられます。
kovaaksやaimlabなどの外部aimトレーニングソフトを使用した練習。
②射撃場でbotを撃ち、銃の反動制御やキャラコンを鍛える練習。

デスマッチで駆け引きや地形の要素を踏まえて撃ち合う練習。
実戦(ランクマッチ)で試合を通して力を発揮する練習。

大まかにこの4つに分けています。

ここで意識する事は、それぞれの練習は繋がっており、kovaaksで体現出来る事は射撃場でも体現させ、更にそれらをデスマッチでも体現し、実戦でも体現する必要あります。
kovaaksでしかやらないような腕の動かし方を練習しても、他の練習にさほど効果はありませんし、射撃場で1点撃ちの練習ばかりをしても、実戦で2点撃ちをメインで戦っていればこれも効果は薄いですよね。
こんな感じで、それぞれの繋がりを意識した練習をする必要があり、俺はそれを意識して練習内容を決めて取り組んでいます。
なので、もしこれらを参考にする際は、①②③④の練習項目のうちどれを自分が取り組んでいるのかを意識し、それぞれの相互関係が崩れていないか確認し、崩れていた場合は修正をする事でつながりが生まれ、質が向上し効率も上がるという事になります。

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