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東南アジア、米国、仏国育ち。十年以上国内外の金融機関で海外顧客を担当した後、ブロックチ…

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東南アジア、米国、仏国育ち。十年以上国内外の金融機関で海外顧客を担当した後、ブロックチェーン業界で海外案件を担当。主にTwitter(@KM28532169)で日々アップデートしていますが、Webinar等のまとめはこちらにアップデートしていきます。投資助言ではありません。

最近の記事

Consensus2021 決済手段としての暗号資産

コンセンサス3日目と最終日のまとめ投稿。主なトピックはCBDCを含む決済手段としての暗号資産。また今後の成長が期待されるDeFi、DAOの今と課題を業界識者が語った。 CBDC発展の鍵はプライバシーと安全性の兼ね合い中国を皮切りに世界の9割弱の中央銀行が何かしらの研究をすすめているCBDC。市場参加者によって求めるものも違う為、それぞれの国によって着地点は異なる可能性がある。 透明性か安全性か 市場参加者、規制当局にとって共通の懸念点は透明性と安全性のバランスであ

    • Consensus2021 中国と米証券取引委員会動向

      Consensus 2021二日目は中国と規制関連を中心に議論が進んだ。今夜CBDCについて議論が予定されている前段として中国、特にデジタル人民元の動向への注目度は高い。既に10都市での実証実験が始まっており、CBDCでは世界をリードしているといって過言ではなさそう。中国の覇権問題は別として、経済圏の大きさから影響力は大きく、モデルケースとなるであろう。 北京冬季オリンピックにむけた中国人民元の動き各国中央銀行によるCBDC競争の発端となった中国人民銀行によるCBDC動向

      • Consensus2021 暗号資産含む業界全体の現状確認

        今年のコンセンサス初日は米FRB理事、ヘッジファンド業界の大物を皮切りに業界識者による議論が白熱した。初日の焦点はビットコイン、暗号資産運用会社、イーサリアムの展望についてだった。今年のConsensusは直近の暗号資産価格上昇を受けてか、クリプト色の強い出だしとなった。 明日は中国動向、3日目は決済含むCBDC、最終日は少し法規制、金融システム関連の講演が予定されている。 業界の発展に必要なのは人材の多様性個人的な注目は業界人材の多様性。先日開催されたDeCrypt主催

        • Ethereal Summit 2021 Day2からのノート

          初日がブロックチェーン業界全体に焦点を当てていたのに対して、Day2はDeFi領域に焦点を当てた一日となった。多くのDeFiプロジェクトをネットワーク上に持つEthereum、追従するBinanceが取り上げられ、また大型の買収を成功させ、多数のエンジニアを獲得し、今後DeFi領域に打って出てくると目されるGalaxy、さらにConsenSysと大物が登壇した。 各コミュニティが競い合って実証実験をおこないつつ、市場を広げている段階で、参入障壁が低くうまみがある市場なのがよ

        Consensus2021 決済手段としての暗号資産

        • Consensus2021 中国と米証券取引委員会動向

        • Consensus2021 暗号資産含む業界全体の現状確認

        • Ethereal Summit 2021 Day2からのノート

          Ethereal Summit 2021 Day1 DeFi & NFT

          Ethereal初日はNFT、DeFi、BTC、DOGEとホットトピックを一巡する形となった。明日はもう少し突っ込んだ話が期待されており、その前哨戦としてわかりやすい展開。 DeFiを通じて見たブロックチェーン業界のこれからブロックチェーン領域では、DeFiの成長が業界の成長を牽引するというのはコンセンサスと思う。EtherealでもPolychainキャピタル社長であり、CoinBase社員一号としても知られるOlaf Carlson-Wee氏は今後の展望について持論を

          Ethereal Summit 2021 Day1 DeFi & NFT