見出し画像

自閉症の娘を通報したのは私。


​やっほ〜
前回のあらすじ!
障害児通園施設から地域の支援学級に入学した次女。
でもそこはもうちょっと頑張ってみようの世界だった。もうちょっと頑張ろうに疲れたり、時間のこだわりがあり過ぎて、入学して4ヶ月後にはだんだん不登校に…



さぁ、そんな次女。
小さい頃から気に食わない事や、欲しいものが手に入らないとキレるところがあった。

特に家族に対してはキレる振り幅も酷く、弟でもある長男に対してはめちゃくちゃ厳しくよく殴る蹴る…長女に対しては暴言&噛み付いたり…私に対しても暴言や殴る蹴る噛む…特に小4〜中1頃までは酷く私は日々アザだらけだった

小3頃から欲しい時に欲しいものがないとキレる機会が増えてきた

夜中にいきなり叩き起こされ

とんがりコーンの焼きもろこし味買ってこい!

夜中にそんなの買えるか!!って、言っても

そんなんしるか!!買ってこい!買えるまで帰ってくんな!!

本当理不尽…

仕事中に欲しいもの、いるものがメールで送ってこられ、買って帰らないと家のチェーンは開けてもらえない…

私はそのせいでガチ野宿も経験した。

仕事終わりに家に入りたくても入れないって…ね…

その後小5くらいからどんどん頻度が上がり、エスカレートしていった…

どんどん要求が増え、気に入らなければキレる事が当たり前…

晩御飯が気に食わないと、皿ごとご飯は投げる…

朝だろうが夜だろうが昼だろうが…関係なく欲しいものは今すぐ買ってこい!!

どんどんエスカレートして、日々何かしら買ってこい!あれは嫌!これは嫌!

正直次女との生活がしんどかった

当時はシングルマザーで子ども3人を必死で育ててた時期。

仕事に行ってる方が余程楽だった。

仕事が終わりスマホを見るといつも

〇〇買ってこい!
〇分以内に買ってこい!
無理ならもう家には入れへんからな!


本気で毎日毎日こんな事言われ、無理だっ時はチェーンを閉められ家にすら入れない…
寝てても急に凄い物音で起こされたり、蹴られて起こされたり

すぐに〇〇しろ!!

私はある意味次女の奴隷だった。

そして小6の3月初旬…

夜中に急に

イヤホンが潰れた!
今すぐに買ってこい!
iPhoneについてるタイプの形のイヤホンや!
それ以外は無理!!
早く!
早く!!
早よしろ!!
この無能が!!!


10分の間に500件もの鬼LINE…

当時私は免許すら持ってなくて夜中の2時過ぎ…どんなものでもよければコンビニでも買えるけど、コンビニには指定するタイプのイヤホンなんてない…

その事が引き金となり数日後、また次女がキレた時包丁を向けられお前なんか殺してやる!

と言われた後、物を投げまくり、私に噛みつき…
その後まだまだ寒い時期…夜中の1時過ぎ…短パンタンクトップ、クロックスという姿で家を飛び出した

寒いし凍死する!どうにか家に入ってくれ…

そうお願いしてもあちこち逃げ回り入ろうともしない…もう私には無理だ…いつか落ち着く。成長したら変わらず…いつか分かってくれるはず…

そう思いキレる度どうにか落ち着けようという事を聞き、やってきた。

でももうこの子をどうにかする事も出来なければ、私はこのままこの子と居てもお互いダメになる…

少し前にもう無理かもしれないと思った時、いつも相談していた発達支援センターの支援員さんにもし本当に困った時17時までならこども家庭センター、それ以降の時間は警察に電話すればいいと聞いていた私は

初めて警察に通報をした…


事件ですか?事故ですか?

すみません…発達障害のある娘が短パンタンクトップという薄着で外に逃げ出し、家にも入らず…家の周りを徘徊してしまい困ってしまって…

こんな寒い時間にそれは危険なのですぐに向かいますね!場所をお願いします。

ついに人に頼ってしまった…そんな罪悪感と
私は我が子を通報した…そんな罪悪感で潰されそうな気持ちで電話をした


軽度だから…きっといつか…
年齢が上がれば…
色んな期待をして我慢してきたけど、やっぱり家族だけではどうにもならない事がある。
そう学んだ事件だった。
この続きはまた次回!

今日はここまで!

次回更新をお楽しみに!

いいねやフォローありがとうございます!
めちゃくちゃ励みになってます♡

かとまな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?