見出し画像

きつねさん

娘と2人でインフルエンザの予防接種を受けて来ました。

会員になると割引でインフルエンザの予防接種ができる病院があって、毎年そこでしています。
娘の母子手帳に予防接種の日付とシリアルナンバーのシールを貼る欄があるので、母子手帳も提出します。いつもの小児科ではないし、引越し前の自治体の母子手帳なのでわかりにくいかなと思い、必要なページに付箋を貼って渡しました。

待合室に給水器があって、娘が珍しがって何杯も私に水をくれます。水でお腹いっぱい。
「もう呼ばれそうだからお水くまなくていいよ!」
急いでコップを空にすると、またくんできてくれます…。だめ!と言って、うわーん!となるのもなーと思いながら、飲む私。

娘は、「なかないよ」と宣言していたとおり、注射で泣きませんでした。「いたた!とおもったけどなかなかった!」とにこにこ。インフルエンザの予防接種は大人の私もけっこう痛いのにすごいな。先に終えて横で待っていた娘は、痛そうな顔をする私を見てにこにこしていました。見守られている。大きくなったなぁ。

帰りに受付の40代くらいの男性の方が「このきつねさんのページに予防接種の記録をしてあります」と笑顔で母子手帳を返してくれました。えっ?きつねさん…?
そうです、私はお気に入りのきつねの付箋を母子手帳に貼って渡したのです。病院の受付ってとても忙しいイメージで、早く受け取って早く帰らなきゃとばかり思っていたので、ちょっとしたこの会話に心がほっと和みました。

きつねさんのついた母子手帳を持って、帰りに公園で遊んで帰りました。たまにしか来ない公園。前にできなかった細いねじねじの階段を娘が自分で上まで上れるようになっていました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?