卓球では、フォアハンドよりもバックハンドのほうが、難易度が高いです。

なので、「バックが苦手」「バックラリーが続かない」という人は多いです。私もかつてそうでした。

フォアハンドのように、バックハンドでもラリーを続けたいですよね。

今回は、そんな悩みを解決するために、卓球のバックラリーのコツについて解説させていただきます。

（1）バックラリーとは！？

バックラリーとは、バックハンドで打ち合うことです。バックハンドは、利き手と反対側・手の甲側の面で打つことです。

下図のように、卓球台の左側の、対角線のコースで行います。

このように、バックハンドで打ち合うことを、バックラリーと言います。

（2）バックラリーのコツ

バックラリーのコツは、以下の５つです。

▣体の前で打つ

▣頂点を打つ

▣相手コートへボールを送るイメージで

▣ラケットの角度を調整する

▣リラックスする

それぞれについて、解説させていただきます。

❶体の前で打つ

バックラリーでは、体の前で打つことがコツです。こうすることで、力加減が調整しやすく、安定します。

体の横・左側で打ったほうが、威力のあるボールを打てます。しかし、コントロールがむずかしく、安定しません。

バックラリーでは、強く打つことよりも、確実にラリーを続けることが大事です。

このように、体の前で打つことが、バックラリーのコツです。

❷頂点を打つ

バックラリーでは、バウンドの頂点を打ちましょう。

一番高さのあるタイミングなので、ネットミスをしにくいです。

打点が遅くなると、ネットミスをしたり、ラケットの角度を変える必要が出てきたりします。打ち方を調整するより前に、頂点を打つことを意識してください。

ボールとラケットの距離が合わないときは、腕を伸ばすのではなく、しっかりと動いて打ちます。

このように、バウンドの頂点を打つことが、バックラリーのコツです。

❸相手コートへボールを送るイメージで

バックラリーでは、相手コートへボールを送るイメージで打つことも、コツの１つです。

前述したように、バックラリーでは威力のあるボールを打つことよりも、確実に返球することが大事です。ラケットにボールを当てて、相手コートに運ぶように、コントロールしましょう。

これができるようになったら、きちんとスイングすることも意識してください。

このように、相手コートへボールを送るイメージで打つことも、バックラリーのコツの１つです。

❹ラケットの角度を調整する

バックラリーでミスをするときは、ラケットの角度を調整しましょう。

オーバーミスをするなら、ラケットの面を被せます。反対に、ネットミスをするなら、面を上に向けます。

こうした角度の調整は、バックラリーに限らず必要になります。練習をしながら、どの角度で打つと確実に返球できるのかを探りましょう。

このように、ラケットの角度調整も、バックラリーのコツの１つです。

❺リラックスする

バックラリーでは、リラックスして打つこともコツです。

ミスをしまいとして、ガチガチに緊張していると、力みが生まれます。これにより、ミスをしたり、フォームが崩れてしまったりします。

なので、自然な動きや流れの中で打つことも大事です。

このように、リラックスして打つこともバックラリーのコツの１つです。

♣まとめ

卓球のバックラリーのコツは、以下の通りです。

▣体の前で打つ

▣頂点を打つ

▣相手コートへボールを送るイメージで

▣ラケットの角度を調整する

▣リラックスする

１つ１つはむずかしくないので、確実に実践しましょう。きちんとやれば、すぐに身につくものばかりですので、がんばって練習をしてラリーが続けられる様に

次回は、バックハンドで強打！！５つのポイントと練習方法を紹介させていただきたいと思います。