今回のテーマは、「ストップレシーブを多用された時はどうするか！？」です。

自分が攻撃しようと思っても、ストップレシーブを多用されると攻撃できず、持ち味を出させてもらえませんよね。

そこで、今日はストップレシーブを多用してくる相手と当たった時に、上手に対応できる方法をご紹介したいと思います。

これさえ読めば、ストップレシーブに対して何もできないということはまず、なくなるでしょう。

ぜひ最後まで読んで下さい。

（1）ストップレシーブを多用して               くる相手の対処法

さて、それでは早速解説させていただきたいと思います。

まず前提として、ストップレシーブを多用してくる相手は、基本的に「ストップがしたい」と考えているはずです。

そこで、主に２つの対処法があります。

▣ストップをされにくいサーブを出す

▣ストップレシーブを狙う

この２つが主な対処法になるため、最後まで読んでいただきたいです。

❶ストップをされにくいサーブを出す

まずは、ストップをされにくいサーブを使い、相手にストップをさせないまたは、相手のストップを甘くするという戦術がオススメです。

ここでは、３つ例を挙げよう。

♦横上回転サーブを出す

例えば、「横上回転サーブを出して相手のフリックを誘う」というのは有効な戦術の１つです。

横上回転に対してストップレシーブをするにはレベルの高い技術力が必要なため、基本的にはフリックレシーブを待つことになります。

そのフリックレシーブを両ハンドで狙う練習をしておけば、試合で生かされる場面は多いでさょう。

♦横下回転を出す

下回転でも横系を組み合わせた横下回転であれば、多少相手のストップレシーブを甘くすることができます。

注意点は、横上回転と比べるとストップレシーブをしやすいため、回転を合わせられるとガッツリ短く返される可能性もあることです。

♦ロングサービスを出す

確実に相手のレシーブを長くし、自分の待ちを単純にすることができる。

ただし、相手に打たれるリスクもあるため、注意が必要です。

ロングサービスを出したら、すぐに台からの距離を置いて次球を迎え撃とう。

❷ストップレシーブを狙う

さて、前述した通りストップレシーブを多用する選手は、「狙えればストップをしたい」と考えています。

よって、あえて相手に思い通りのストップをさせ、そのストップを狙っていく戦術は非常に有効であります。

ストップのしにくいサービスを散らした後や、ここぞという時に、ストップしやすいサーブをあえて出して、台上攻撃を狙うといいです。

♦一番のオススメは、下回転に見える                   ナックルサービスをストップさせること

ナックルサービスをストップさせると、ボールが少し浮いて返ってくることが多い。

ここを狙って、フリック攻撃をしかけていきたい。

ただし、ポイントとなるのは「下回転と見分けがつかない」ナックルサービスであることです。

下回転の切れたサーブを印象付けてから、思い切り切ったふりをしたサーブを出せると、非常に効果は高いです。

ナックルとバレバレのサーブを出したところで、思い切り切れたストップや、強烈なフリックレシーブが飛んでくるから注意が必要です。

とにかく、ナックルを下回転に見せることが重要なのです。

♦ストップレシーブを狙った後の注意点

あなたが前述のようにナックルサーブを出し、相手のストップレシーブを狙い見事にフリックから先手を奪って得点に結びつけたとしよう。

この後のあなたの待ち方が大切になる。

ストップレシーブを狙われて得点された相手は、次に「長くレシーブをしてラリーに持って行こう」とするはずだ。

そこを読みながら、プレーできるかが非常に重要である。

この場合は、もう一度同じナックルサービスを出せば相手はおそらくフリックレシーブをしてくるでしょう。

今度はそのフリックレシーブを狙って攻撃をしていくのです。

このようにして、前のプレーから予測してプレーを組み立て、連続得点を狙えれば試合を有利に運ぶことができるてましょう。

♣まとめ

今回の「こんな時どうする！？」はいかがだったでしょうか！？

ストップレシーブを多用してくる相手に対しては、

❶ストップレシーブをさせない

❷ストップレシーブを狙う

この２つの視点から得点を奪っていくことができます。

相手の心理を少しでも読めれば、思い通りの展開になりやすいですね。

僕もまだまだ、頭を使っていかなければなりませんが（笑）

ぜひ参考にして下さい。

次回は、綺麗なフォアハンドを覚えるための７つのポイントを紹介させていただきたいと思います。