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【良い子はみんなご褒美がもらえる】

ずっと、最後までアレクサンドルは
心をしっかり持っていた

奪われることなく、ずっと信じて自分を

塀、枠があるのだとしたら
それは
何の意味があるのだろう

人間が所持している傲慢さや偏見
噂話はどこまで一人歩きしてゆくのだろう

妄想の中の音に彼が合わせることはなかった

誰の声だろうと
言葉だろうと

どんな境地に立とうが
立たされようが
自分自身を保つことの非常識さ

全てを否定する醜さ

どれもが人間の成す性であれば
人はどこまで付き合い
どこを見、彷徨う彼方を繋ぐのか

魂を抜かれることなく[生]を奪われることなく、本質の目的を正す正義の難しさ

真ん中に立ち指揮する棒と足

人々はどんな背景があろうとも

人ひとりを[見る]ことを怖れている

見抜くんではない

[見る]んだ

[見つめ]なければ、あなたを守れない

大波につかまれ土台が崩れ去ろうが

絶対に歯を食いしばってでも

自身のハートはたえず守らなければならない

それが自由の道だから

羽ばたく鳥の背にある自由

眠るあなたにある自由

不便だ とても

不自由だ どんな時も

諦め続け出る解答には冷めきった冷製パスタしかないだろう

あたため続けることの重要性

そして繋がれる必要性

わたしには最後まで迷子札は見えなかった

足元の灯りが今日も点いている

きっと明日も

明日まで

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