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ChatGPTに俳句を詠んでもらう vol.2 お題「ガスボンベ」

第一回の俳句(お題は『冷蔵庫』)の出来があまりにもシュールだったので、今度はガスボンベで一句詠んでもらうことにした。

力強く
炎を吐き出すぞ
ガスボンベ

・・・だそうだ。今回は一転して、男らしく猛々しい一句である。しかし、ガスボンベはあくまでも燃料タンクであり、直接炎を吐き出したとしたら、それは明らかに事故である。かなり危ない状況といえるが、ChatGPTはその事故現場を悪びれることなく高らかに詠い上げる。
二句の「炎を吐き出すぞ」は字余りなので「炎を吐き出す」でええのではないか?と思うが、あえて「ぞ」を加えるのはChatGPTなりの句全体のトーンの強調、あるいはガスボンベの擬人化であろうか。無意味にリズムに溢れている。
また、前回は季語に関する記述があったが、今回は季語に関して触れられてはいない。

さて、ChatGPTに俳句を詠んでもらうと、必ず自身の解説がつく、というのもデフォルトのようである。そして、その解説文章もどこまでも無意味極まりない。「炎を吐き出すぞ」という表現が、ガスボンベの火力の強さを表しています・・・なんでしょうか、この無駄な解説は。

いずれにせよ、もうChatGPT先生と呼ばずにはいられないぐらい、感動的な句である。
第三回にも期待が高まる。

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