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未来をちょっと良くする仕事

2024年が始まるまえに、1年の振り返りをしようという気持ちはありましたが、気持ちだけで終わってしまいました。
また落ち着いた時に、振り返りをしよう。

まちづくりを仕事にしてみた1年

私は約1年前から、NPO法人のコーディネーターとして勤務しています。
これまで自分が考えていた就職先や職業のなかに、NPO法人も、コーディネーターも選択肢としてでてきたことがなかったので、ご縁あって声をかけていただいた時は「あ、私はこういう仕事ができそうだと思ってもらえているのか」と、新しい発見でした。

実際に入ってからの1年間は風のように走り去り、もはや去年の今頃を鮮明には思い出せないほど濃密な日々でしたが、振り返って考えるとこの仕事に巡り合えてよかったなと思うことがたくさんあります。

まちづくりと聞くと、私にはとても大きなものにみえて、一つの組織だけでは変えることも、進めることもできないし、民間だけではまちづくりできないんじゃないかなと思っていました。世の中に大きな変化を期待してないというか。
どんな組織でも単体では限界があるのでそりゃそうかと答え合わせをしていく一方で、民間じゃないと、NPOじゃないとできないこともあるんだなという気づきもありました。

手の届く範囲から、少し先のまだ見えてない人へ

地域で活動することに興味もあり、それなりにいろんな活動をしてきましたが、仕事として選ぶことがなかったのは「自分の手の届く範囲の人たちと、自分たちができることで暮らしやすいまちをつくりたい」と考えていたから。
仕事とは別で地域に関わっている方が、いろんな面で線引きができて、生活がしやすかったんですよね。

思いがけず仕事としてまちづくりに関わるようになり、線引きが曖昧になってきたことで悩んでいたこともありましたが、
仕事じゃなきゃ「他人の」居場所づくりなんてできないよ
という一言で、仕事としてまちづくりに関わるという見方が大きく変わりました。

誰かの想いに伴走する、未来をちょっと良くする仕事

コーディネーターの仕事はいくつかありますが、大きくは市民活動に取り組んでいる方々の伴走支援をすることだと思っています。
「こんなことをしてみたい」「こんなことに悩んでいる」という相談をお聞きして、一緒に悩んだり、考えたり、時には持っているノウハウをお伝えしたり。
新しい出会いを生むためのイベント企画や、情報誌制作など、細かくみると業務は多岐に渡っています。
大変なことはもちろんありますが、それ以上に自分の手の届く範囲では会うことも、知ることもなかったような人やモノ、コトに出会えるのは、ジャンルにとらわれない市民活動を支える仕事だからだと思っています。

市民活動が地域で活発になっていくことで、いろんな人のいろんな居場所をつくることができる。
大きくまちづくりをすることも、変えることもできないけど、まちの中で「やってみたい」という誰かの想いを一緒にカタチにしていくことで、未来の地域は少しだけ、暮らしやすくなっていくと信じています。

フリーランスから再び社員に戻る

この仕事に就く前は、フリーランスとして3年ほど仕事をしていました。
一度自由に働いたあと、組織に戻ってフルタイム勤務できるかどうかということがなにより不安でしたが、多岐に渡る業務ということもあり、日々刺激と発見があり楽しく働いています。

悩み事があればすぐに相談できる上司と、一緒に悩み考えて仕事を進めていける環境があるので、特別な経験や能力がないとできない仕事というわけではないと思います。

ということで、そんなコーディネーターとして一緒に働いてくれる人を募集中です。
私が勤めているNPO市民協働ネットワーク長岡では、コーディネーターを募集しています。

ご興味ある方がいたらぜひ、ご応募ください~
お待ちしております!

▼求人情報はコチラ
https://nagaokakyodo.net/archives/3235

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