20230115

 くもり時々雨。どうやらこれから先はしばらくパッとしない天気が続くようだ。気温も低めの予報。それだけで気が滅入ってしまうが、冬らしいといえばそういうことになるだろう。一月も二週間が過ぎてしまった。光陰矢の如し、といったところか。去年からの積読をぼちぼち崩して読み進めている。寝る前に多和田葉子『雪の実習生』(新潮文庫)、起きぬけにベンジャミン・クリッツァ―『21世紀の倫理学』(晶文社)、あとトーマス・マン『ファウスト博士』(岩波文庫)、石牟礼道子『苦海浄土』(講談社文庫)、ジョイス『ユリシーズ』(集英社文庫)を合間にちびちびと読んでいる感じだ。どれも面白く読んでいるが、マンとジョイスはなかなか読み進まない。しかも、どちらも大作なので一年かかるかもしれないと覚悟している。

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