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人間社会と数学ってどういう関係?

こんにちは、KnockLearnの福本です!

前回社会人の方向けに「何の変哲もない社会人生活を送るあなたへ」について執筆させていただきました。
もし、気になる方がいればぜひ読んでいただけると嬉しいです!

前回の記事はこちら↓

今回は社会と数学がどのように結びついているのか、その関係性を私なりの解釈で説明します。

数学のイメージ

数学と聞いてどのようなイメージをみなさんは持ちますか?

「公式多すぎ」「数値計算苦手だな」「小学校までが算数、中学校から数学ってなぜか呼び方変わったな」「昔習った内容を実際に使う場面少ないな」「エクセルが計算してくれているから自分で計算とかあまりしないな」

捉え方は色々あると思います。

僕の場合は数学と聞くと、「意図的に加工されていない生の数値データは嘘がないので何を示しているか興味がある、解明したい」ってなります。

ちなみに数学の定義は数学者や哲学者の間で様々な見解があるほど、バラバラで、一般的な定義としては「数および図形についての学問」とされていますが、本当に色々な見解があります。
(数理哲学という学問の分野もあるほど、哲学的なものです)

数学の起源

数学の起源は人類が農耕を始めたこととの関連が大きいと一般的にはいわれることが多いです。

具体的には農作物の分配管理や商取引のための計算、農地管理のための測量、農作業の時期を知る暦法のための天文現象の周期性の解明などが人類が進化するうえで避けては通れなかったため、数学が社会にとって必要とされたようです。

ということは数学は社会に必要とされて生まれた学問という感じで、人間が社会でより効率的に生きるうえでの手段的なものと捉えてもよさそうです。

現代社会と数学

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社会と数学って一概にいっても、広義になりすぎてしまうので、今回はみんさんの身近な現代社会と数学の関係性について考えていきたいと思います。

先ほども書いたように数学は人間が社会で効率よく生きるために生まれ、現代まで幅広く使われている手段の1つです。

どのようなシーンで使われているか具体的に書いていくと、スーパーでの食料品の値付けや建築物の設計、マーケティング、コロナウイルスの感染拡大予想モデルなどがあります。

もちろん大学で習うような線形代数学・微分積分学・統計学といった難しい公式を使って行われる数学も社会には存在しますが、大体の場合は次にあげる2つさえできればほとんど対応できるようになっています。
(もちろん専門的なことに関してはより高度な知識を要しますが...)

それは・・・

"四則計算"と"因数分解"

この2つさえできていれば、あとは扱う変数が増えるくらいで特に必要な公式などはあまりありません。

四則計算は言わずもがな生きるうえで必要なことは誰しもわかると思います。

因数分解に関しては公式というより因数分解的思考が大切です。
つまり起こっている事象を要素分解することです。

例えば自動車が歩行者をはねるという事故が起こったケース。

この事象はなぜ起こったのかを解明するためには原因となるものを要素分解して、それぞれ調べていく必要があります。

原因の要素分解一例
(運転手に関する要素)
居眠り・体調不良・飲酒など
(車に関する要素)
ブレーキの故障・運転席からの視界不良など
(道路に関する要素)
整備されていない凸凹な道路・地盤の緩み・静止線の薄れなど
(天候に関する要素)
直線に入ってくる太陽・視界不良な大雨など
(歩行者に関する要素)
赤信号無視・一般道路の横断など

例として事故をあげましたが、日常的な友達との喧嘩や部活、ビジネスなどにも要素分解的思考は使えます。

まとめ

「数学ってなんで勉強する必要があるねん」「数学って最近触れていなかったな」と思っていた方々は実は数学が社会の随所に使われていること、無意識に数学的アプローチ使っていることを知っていただけましたか。

とはいえ何度も言いますがあくまで数学は人間がうまく社会で生きるうえでの1つのツール(手段)にすぎません。
また、社会でよく使う数学は因数分解四則計算がほとんどです。

学問の数学が苦手だからといって、計算や数値に恐れる必要はないです。だって、学問で習う数学の大抵は社会で使わないことがほとんどだから。

うまく生きるうえで数学使ってやるかというくらいの意気込みでいいと思います。

最後に言いたかったこととしては

ある一面だけを切り取って好き嫌いを決めることは可能性を狭めてしまう

これは今回の数学のケースにかかわらず多くの事象で起こり得ます。

バイアスをかけずに今一度俯瞰的に見ること、客観的にみてみることでより視野を増やすことができると思いますので、ぜひ実践してみてください。

KnockLearnではこのように人の可能性を広げる教育を提供しています。

ご興味ある方はぜひこちらのHPを覗いてみてください。

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この記事の執筆担当者

福本 英/Fukumoto Akira
兵庫県出身。兵庫県私立白陵高等学校卒業。九州大学経済学部卒業。英・University of Leeds Business Schoolに1年間留学した後、複数の事業立ち上げに参画。スタートアップやVCを経験後、新卒でメガベンチャーに入社。
KnockLearn CEO。


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