Seki, Katsumi

株式会社ERECTUS代表取締役 / 理学療法士 趣味はサッカー、サーフィン、ムエタイ…

Seki, Katsumi

株式会社ERECTUS代表取締役 / 理学療法士 趣味はサッカー、サーフィン、ムエタイ 脳卒中専門病院⇨整形外科クリニック⇨リハビリ特化型デイサービス経営 2025年4月に訪問看護ステーション立ち上げ予定 理学療法士、経営者としての知識と経験から情報発信します。

最近の記事

だからぼくは会社をつくった

ぼくの人生はお世辞にも面白いとは言えないし、ほんとごく普通。 高校生までずっとサッカーしかしてこなかったし、好きだったからそれを仕事にしたいとは思っていたけど実力は平凡なもんで日本でプロになれることもなかった。 【今はちょいまねJAPANというサッカー選手のものまねをするクソみたいなやつらばかり(つまりはぼくもクソなんだけど笑)の芸人軍団の一員として元日本代表の方などと一緒にサッカーできたりしてるので人生何が起こるかわからない。】 大学に入学して、好きだったはずなのに部活

    • 感情を科学する

      気になるあの人を見ると胸が締め付けられる感じ。 それと共に沸き起こってくる「好き」という感情。 嫌なことを言われたりされたりして頭に血がのぼる感じ。 それと共に沸き起こってくる「怒り」という感情。 いったいその感情はどこからやってくるのか。 マインドフルネス・瞑想がビジネスパーソンにおいて流行りワードとなっている昨今、理学療法士の知見から紐解いてみたいと思います。 ホメオスタシスぼくたち人間は恒温動物ですので体温は一定の温度で保たれていなければいけません。 暑くなれば汗

      • トレーニングをするとなぜウマくなるのか

        どのような競技であれ運動能力を高めるためには必ずトレーニングを行います。 ここでは自由エネルギー原理による運動制御理論を基に「トレーニングをするときに何を意識するべきか」を書きたい。 ウマくなる理屈を知ることが第一かつてヒトは100m走で10秒の壁を越えることができなかった。 しかし1人が9秒台を達成すると次々にこの壁を破り始めた。 驚くことに遺伝子的にも難しいと思われていた日本人でもこれが可能になったのだ。 なぜか。 ①どうすれば速く走れるかイメージが明確になり、そし

        • 姿勢と心臓とミノタウロス

          背中を丸めて勉強や仕事をしていると姿勢が悪くなってるよ、と言われる方も多いんじゃないかと思います。 なぜ背中が丸まると良くないのか。 結論から言うと猫背は重心の前方偏位、内臓の下方偏位及びうっ滞をもたらし、 仕事やスポーツでのパフォーマンス低下、老後においてはひとつのバッドイベントで生命維持にも支障をきたす可能性を持っています。 背骨はS字 成人において背骨(医学的には脊柱と呼ぶので以下から脊柱と書きます)は生理的弯曲と言ってS字カーブを描いています。 頚椎前弯、胸椎後

        だからぼくは会社をつくった

          できるセラピストと言われるために3年目まで知っておきたい115のこと

          1年前から学研さんと本を作るプロジェクトに参加していました。 新人セラピスト向けの本です。その本がようやく完成間近で、先行予約が始まりました↓(2021/6/28発売予定です) 本を書く。このような機会に巡り会えたことに感謝です。 内容はかなり幅広く、整形、中枢、呼吸、から外来〜急性期〜回復期〜在宅、スポーツ現場。そして今現在の「働き方」までリアルなセラピストの声が載っており、ぼくは脳画像、片麻痺、高次脳機能障害について書かせていただきました。 知識を詰め込むのではなく

          できるセラピストと言われるために3年目まで知っておきたい115のこと

          なぜ、アスリートにとって内臓が重要なのか

          アスリートにおけるトレーニングでは従来、ウェイトトレーニングを筆頭に筋肉に対するものがほとんどでした。 最近では「認知」というキーワードを元に、脳の働きに対するトレーニングやビジョントレーニングと呼ばれる目のトレーニングなども行われるようになってきており、非常に幅広いものになってきています。 次に注目を浴びるのはどこの器官でしょうか? 答えは紛れもなく内臓になってきます。 なぜ内臓なのか。 1、栄養学という分野の飛躍的な需要増加 2、軽視されてきた内臓と脳・筋骨格系の関連

          なぜ、アスリートにとって内臓が重要なのか

          Footballがある世界に生まれて

          男3兄弟の末っ子として育ち、物心ついた頃から兄の影響でボールを蹴って遊んでいた。ぼくにとってはそれが当たり前のことだった。 こんにちは。 理学療法士として主に神奈川県で活動しています。 院外では出身クラブでメディカルスタッフとして選手の健康管理やトレーニングに関わっています。 自分が選手でなくなってもフットボールに関われるというのは本当に嬉しいことです。 いつからかケガばかりに元々背が小さい、細い、ただ運動量が人より少し多いだけの選手でした。 中学校に上がった時の身

          Footballがある世界に生まれて