言葉に罪はないがこの言葉を使っている人がとても苦手である。自分より上の人と仲良くなって自分もその人達と同列かのように振る舞ってる気がするからだ。

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  幼なじみ、同級生、クラスメイト、部活のチームメイト、バンドメンバー、卒業後に会う同級生など。人は様々な人と出会い、そして別れる。別れてからも定期的に会う人もいれば、当時仲良くなかったけれど後に仲良くなる人もいる。

  人との出会いは、何にも替えられない財産だ。仲良くなりたければ時間も使うしお金も使い、それを惜しいともおもわないだろう。

  人と出会うにはどこかに所属するか、なにかに参加するのが一番手っ取り速いだろう。まず外に出ないことには人にも出会えない。(ネットで仲良くなっても、オフ会と称して人との繋がりを求める人が多い)

  自分の好きな事や興味のある事で人脈が広がると楽しいし、楽しんでるとどんどん人脈も広がる。そしてさらにその事に詳しくなってもっと好きになるだろう。(人間関係が嫌になることも多いが……)  また、自分に興味を持ってくれる人も現れるかもしれない。

  しかしだ、有名人(ネット含む)やかわいい女の子の連絡先を交換して自分もその人達の仲間入りをしたと勘違いしてる人が多い。その人達はきまって、「俺には人脈があるから」「あいつと友達だよ？」「人脈はまじで大事」なんて言葉を吐く。

  それは人脈でもなんでもなく有名人やかわいい子の周りをうろちょろしてる奴だ。それ以上の仲にはならないだろう。  

  ゲームに例えると分かりやすい。なんのスキルもない初心者プレーヤーが上位ランカーとパーティーを組みたくて近づくものの、うろちょろしてるやつで終わって仲良くはならないだろう。

  自分こんなスキルがあります！とか下手だけどこれから時間も金も費やします！って人は自然に上手くなるし、上手い人とパーティーを組めるようになるはずだ。それで仲良くなってこその意味ある人脈だと思う。

  人脈を広げるのは、自分もその人達の仲間入りしたような気がして楽しいだろう。しかし気付いてるはずだ、自分にはこの人と友達だという以外に語れるものがないと。そのままでは上部だけ仲良くなるだけでその時間もお金も無駄になる可能性すらある。というか高い。

  自分自身で好きなものや興味のあることを掘り下げて、語れるようになりたいものである。それでこそ人脈というものだと思う。

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