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【公務員試験】都道府県庁と基礎自治体(市役所・特別区など)のどちらにすべきかの決め方を教えます!

みなさんは、都道府県庁と市役所・特別区のどちらを受験するか悩んでいませんか。
私が公務員試験を受験する際にも公務員の受験生は受験科目や倍率から選んでいた人が多い印象です。

入る前までも大切ですが、入った後の職業人生はとても長いので、自分により合った職場を選択することはとっても大切です。公務員として勤務して、そちらを痛感しました。

でも実際のところ、都道府県庁や基礎自治体で勤務したことがなれば、どちらがいいかなんてわからないですよね?
私も正直なところ、受験生の段階ではあまり分かっていませんでした。

そこで、今だから語れる、それぞれの特徴とどのような人に合っているかを私の目線からお話をしたいと思います。

この視点を受験生の段階から持っていれば、周りの受験生とは大きく差を付けることができ、面接にも大いに役立つと思います。
面接において、都道府県庁を受験する場合には、なぜ市役所や特別区などの基礎自治体ではないのか?市役所や特別区などの基礎自治体を受験する際には、なぜ都道府県庁ではないのか?ということは定番に聞かれて、中々、明確に答えられる受験生は少ない印象です。ここで、明確に答えられると、面接官からは、この子はよく調べて、よく分かっていると心象が良くなります。

私が受験生の時にお金を払ってでも知りたかった情報を、未来の志ある公務員志望者の方にお伝えし、日本が少しでもみなさんのお力で良くなることを心より願っております。

また、自分に合わない職場で何十年も過ごすことを回避することができるかもしれない点でもこの記事には価値があると考えています。

<自己紹介>
都道府県庁で、10年間、人事課での採用(事務、学校事務、福祉、心理、土木、建築など)、人事異動、人事評価、組織管理などの業務に携わっておりました。昇進試験にも一発で合格しております。その後、30代で倍率100倍の民家企業に転職しました。

新卒時に受けた公務員試験は国家公務員Ⅰ種(現国家総合職)に二次試験で不合格、国家公務員Ⅱ種(現国家一般職)最終合格、都庁Ⅰ類B最終合格、某県庁最終合格、裁判所事務官最終合格、国立大学法人最終合格をしております。

採用の業務では、新卒採用の方を500人以上、中途採用の方は250人以上と面接をしてきました。また、人事異動の関係では職員と300人以上と面談をしてきた実績があります。

転職後も知人の転職相談に乗り、これまでに20人以上の方の転職を支援してきた実績(中には有名大学や有名コンサル会社に転職をした方もいます)があります。 また、現役の公務員の方は、相談できる上司や先輩職員が身近にいないような方もいらっしゃると思いますので、そのような際にぜひ頼っていただけますと嬉しいです!

公務員のキャリアを積んできた中で多くのことを悩み、苦しんだことをぜひお伝えして、後進の方々のお力になれれば幸いです。 悩む過程で、たくさんの本を読んだり、上司や先輩職員に相談をしてきておりますので、そのノウハウや知見もぜひお伝えしたいです。

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