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経験値を上げる

「コンフォートゾーンだけを生きる自分を抜け出せ!」

大学最後の後期、始まりの日

今日はキャリア関係のイベントをよく開いてくれるゼミの講演会にて
ユニセフで活躍されている方のお話を聞いた。

私たち学生から寄せられた質問をベースに
ご自身のライフについて色々お話ししてくださった。

「とにかく価値観を揺さぶられる経験をたくさんしよう」
「自分の行ったことのない国へ行こう」
「自分の会ったことのないような人に会おう」
「自分の意見を相手に伝えてみよう」

どのメッセージも私の体にグサグサと刺さっていった。

でも先生は、今全てを経験しなくても良いのだと。

もちろん若いうちがいいのかもしれないのだが、
それは社会人になってからもできる。

だから今学生のうちにできなくても、これからまだまだできるよ!

私は今まで学生生活の経験が人生を形成すると思っていたがそうではないのだと。

「社会人だからこそできること、
分かること経験できること、
感じること、たくさんあるから
胸張って生きて」

学生生活を残り1年に控えた
4年生へのメッセージ

学生生活、子育てしかしてこなかった私は

「人生これからやな」
そんな風に学生時代できなかった体験を
これから経験していこうと改めて感じました。

「子どもたちにもたくさんの経験を」

そして質疑応答コーナー

私が気になったのは子どもたちへの教育は
どんな風にされているのだろう?

「ユニセフ」となると日本でも小学校くらいから少しずつ存在を認知し始めるが、、、
実際に世界の貧困問題を考えたことがある
子どもはどれほどいるだろうか?

母親がユニセフで働いているが
実際、その母親に育てられている子どもたちは
どんな教育を受けているのだろう?

素朴な疑問だった。

その疑問は私自身の生きる環境から来るものである。

私も3歳の息子がいるが、ありがたいことに
毎日温かいご飯を食べることができ
綺麗に洗った洋服を着て
買ってもらったかっこいいヘルメットを被り
毎日保育園へ行く。

我が子に実質的な貧困の体験はさせられないのだ。

どこで子どもたちには貧困について知って貰えば良いのだろうか?

「家庭で話す」にも限界があると思うし
貧困地域に子どもたちを行かせるわけにもいかない

だけれども先生は貧困で苦しむ人々がいることを
伝え、考え、解決の道筋を立てることを
仕事にしている。

さて、答えはいかがなものか?

簡単だった。

「もちろん伝えることは大事
だから1日1食を経験してみよう。
と、家でも実践してみたりする。」

自分が経験していないことを理解することは
難しいのだから
まずは自分が経験してみる。

そしてそこから自分の気持ちを考えてみる。

お腹が空いて辛かったのか
早くご飯が食べたかったのか

このような気持ちを経験することだけでも
子どもにとっては
大きな一歩なのである。


できることから始めてみよう。

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