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【感想】深海紺『春とみどり』

胸が苦しくて、心地よくて、一歩も動きたくなくて、50分ほど放心していました。

3巻の最終話読了後、まだ間もないので何とも言葉にすることができていないのですが、ものすごく満たされた気持ちです。

好きだった親友の娘を引きとりました――。人づきあいが苦手で、どこにいても居場所がないと感じているみどり(31)は、中学時代好きだった親友・つぐみの葬儀で、つぐみと瓜二つな彼女の娘・春子(14)と出会う。……居場所がないみどりと居場所をなくした春子、そんなふたりが織り成すセンシティブ同居譚。
googleブックスより)

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ジャンルとしては間違いなく百合なのですが、こうした作品を見るたびに、ひとつひとつの作品としてではなく、百合というタグ付けをして、はじめは伝えねばならないことに抵抗感が強まっています。

ジャンルではなく作品を見てほしいという気持ちが強いからでしょうか。でも、間違いともいえないので、伝わるべき人に届けるためにはタグ付けも仕方がないことだと理解はしています。

なんかめんどくさい感じになってますが、 ”春” と ”みどり” のお話です。

すごくよかったです。


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