未来の私にエールを送る

私が年度末の習慣にしていることは、2人の人に手紙を書くこと。

その相手は、一年後の私と三年後の私。

この習慣をはじめたのは小学校を卒業したとき。
中学校は未知の世界で、一年後どうなってるか全然想像できなかった。

だから中学一年生が終わったときの自分に「どうなっていますか?」と手紙を書くことにした。
そして卒業したばかりの自分と同じように、三年後には、中学を卒業するんだなと思って、そのときの自分にも手紙を書くことにした。
三年たっても今の自分を忘れないでねって。

それから一年後と三年後の自分に手紙を書くことが、年度末の自分ルールになった。
今年のぶんを書く前に、過去の自分からあてられた手紙を読む。年が経つと三年後の自分への手紙も届くようになった。

手紙は、未来の私への夢にあふれていると同時に、私を気遣った優しいものでもあった。
過去の私が今の私を応援してくれていた。

だから、最近は自分へのエールの意味もこめて、この手紙を書いている。

私はこんなにもあなたを応援しているよ。
だから何があっても大丈夫だよ。
幸せに年を積み重ねていってね。

一年前と三年前、そしてもっと前の私が、
いつのあなたも、応援してるから。

そのエールを受け取って、また同じメモ帳に、今度は次の私にエールをおくる。

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