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住宅ローン金利、変動か固定か

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®︎認定者のkobaです。
ここではお金に関するちょっとした豆知識をご紹介しています。

これから住宅ローンを組もうと計画していると、固定金利で借りるか変動金利で借りるか悩むかと思います。

安心を買うなら固定、返済額優先なら変動

固定金利で買うことのメリットは当初の金利以降変化しないため、金利上昇に不安を駆られることなく安心して返済できることや、金利が固定によって返済スケジュールが明確になっているため、今後のライフプランを立てやすいという特徴があります。その代わりに、変動金利よりも高い利息を払う可能性が高いです。

返済額を少しでも抑えたいという場合には変動金利が選択肢に入ってくるかと思います。個人的には変動金利の方が好みです。なぜなら、金利が上昇しても総返済額が固定金利よりも低く抑えられる可能性が高いからです。

どういうことか?ポイントは元本の大きさです。

ローンが4000万円だったとしましょう。その時、にかかる利息が1.5%と0.6%では、60万円と24万円です。倍以上の差が開いています。これが継続していくわけですから、利息負担は1.5%の方が大きくなりがちです。
総利息額で見ると、
1.5%が11,4378,790
0.6%が7,976,004 (5年ごとに金利0.25%上昇)

現在が低金利であったとしても、元本が大きいため負担する利息は大きく左右されてしまいます。

これを資産運用として考えてみるとどうでしょう。
つみたてしていくほど利回りの恩恵を受けることになります。
100万円で5%であれば5万円
1000万円で5%であれば50万円
と増え方が大きくなるかと思います。
資産1000万円くらいを超えてくると運用スピードが速くなる、増えていると感じられるという話がありますが、まさに元本の大きさが影響しています。

ぜひ金利を味方につけて、使いこなしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。



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