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一月の読書

画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。
私は一月に新しい手帳を使い始めるので、手帳の写真に。
今年の読書記録には、ほぼ日手帳の「HON」を使います。タツノオトシゴの柄にしたので、できれば来年も干支の手帳を使いたいなと思っています。

一月は7冊読めました。


鬼の蔵

年末年始、なぜか怖い話にはまっていて、その流れで。超常現象ありきの話で面白かったです。
こういった気の強い主人公を昔は受け付けなかったのだけれど、今はそんなことなく楽しめました。
悲しいホラーです。

非婚ですが、それが何か!? 結婚リスク時代を生きる

日本の少子化の問題にはどう対応していけばいいか?という答えには、もうそれしかないわ。とうなずいてしまった。
お二人の歯に衣着せぬようなやり取りは面白いです。

図書館の魔女

まだまだ、一巻だけでは話は始まったばかりだ。あと、この一巻の大半が物語の前置きです。
でも面白くなるような予感。
あと、語られる蘊蓄が大好き。

多様な社会はなぜ難しいか 日本のダイバーシティ進化論

男女間の不平等が主な話題。狭義というか、日本で語られるダイバーシティといえばまずは男女間の不平等なのでこういう題名が付いたのだろうか。
ダイバーシティ推進が重視されているアメリカも、切実な理由によりダイバーシティが導入されてきたという言葉にはなるほど。

宙ごはん

前に読んだ「52ヘルツのクジラたち」は私の好みではなかったが、この「宙ごはん」はよかった!
お話し的には色々ツッコミどころはあるとは思えたが、優しさのバトンや人との絆の描かれ方がとても良かった。
泣きたい人にも。

だれかに、話をきいてもらったほうがいいんじゃない?

分厚くて、翻訳本であるが、読みにくさはなく、当初の予想を裏切り、感動的でさえあった。
ジェットコースターのようにあれやこれやと饒舌に語られている本だが、その饒舌さに反して、描かれているセラピストとクライエントの関係は、最相葉月の「セラピスト」と通じる物さえ感じるじんわりと感動的なものでさえあった。
癒し効果あり。

智恵子飛ぶ

高村光太郎の妻、智恵子の伝記小説。
前半の智恵子の生き生きとした描写から、後半、光太郎と結婚してからの智恵子の心がすこしずつ病んでいく様子が痛々しい。
高村智恵子については知らないことも多く、高村光太郎については少し偏見も持っていたから、新鮮な気持ちで読んだ。
また、二人が生きた当時の世相も知ることができ、興味深かった。

以上でした。
2月は、最近話題になった本を読んでみたいです。

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