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映画「耳をすませば」

思春期の人格形成と、作品作りのゆくえを対応させながら、ついでにキュンキュンできちゃうつくりになっておったのか〜!と大人になって初めて気づき、うなりました。すごいなー。
「耳をすませば」はジブリ作品のなかでは苦手な方でしたが、何がダメって、あのおじいさんたちとの自然発生的演奏会。あそこでこころが硬直して、その後どんなにスウィートなことが起こっても「・・・へえ。」としか思えませんでした。
でも、あかほし大人になったようで、今回は照れずに直視できました。しずくちゃんを「わが子」みたいな視点で見れるようになったからかな?「ああよかったねえ」って見れました。

あとあれですね、宮崎さんの書く子どもたちは挙動がえらいしっかりしてますね。「ごめんください」とか「ごくろうさま」とか、言うべきときに言うべきことを、照れずに、気負わずに、必ず、大人に対して言っている。
大人と子どもの関係性への、パヤオ氏のただならぬこだわりを感じます。どういう意図なんだろう?今度からそこ気をつけてほかのも見てみよ。

ああ、あとやっぱ大画面&良音響ってよいですね!ひろい風景シーンの見え方がまったくちがう。

https://www.ghibli.jp/works/mimi/?fbclid=IwAR3rfmxj_71PPN6GNkFJ7WjG69YqKGVdGSb3KcTHb7Uy1mrnXJGHpcgmKcE

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