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自分が何者かをひとことで語る潔さが欲しい

顔を出して、仕事をしている人が多くなったなあ、と思います。最近。

顔を出して仕事をするようになると、依頼をする側は安心感を得るようで、その人はどんどん知名度をあげ、仕事を増やし…といういいサイクルに入っている(ように見える)。

・・うらやましい!!!

顔を出した方がいいの?と思うことは多々あるけど、出せないな~っていう結論に毎度達するので、いい加減このぐるぐると悩むのをストップすべく、「現時点では、わたしは顔を出さない方向!」ということを記録しておきたい。(変わるかもしれないから暫定、を強調)

顔を出さない理由1・恥ずかしい

なによりもこれ。どの写真?どんな写真?どうすれば???状態です。

業務委託先のSlackに参加させていただくのも当たり前になったけれど、自分の顔写真の設定はしていない。子どもの写真や、ペットの写真にしている。

自分の写真がないというのもあるけど、やっぱり恥ずかしい。「人様に見せられる(と自分が思う)自分なりに自分のベストな写真」というのが恥ずかしい。それを選んでいる時間を想像するだけで照れるし、逃げたくなる。

だからといって、変顔の写真とかふざけた写真を載せて許されるわけがないし、髪の毛ぼさぼさすっぴんで我が子とインカメラで撮った写真を載せる勇気もない。ということで、自分の写真はできるだけ世にさらさないようにして生きている。プライベートのSNSもしかり。

顔を出さない理由2・田舎に住んでいる

東京にいたら、顔出して仕事をするのもよかったかなと思うときもある。それだけ人があふれているし、フリーでやっていくにも埋もれてしまうだろう。(田舎でも埋もれてるというか埋まってでてこれなくなってるけど)

私が住んでいる田舎では、「在宅で仕事をしています」という自己紹介が通じる人が少ない。というかほぼいない。せいぜい「あ、旦那さんのお手伝いで経理とか?」と言ってくれる人がいるくらいで、「いえ、クラウドサービスで仕事受けて、ライティングのお仕事したり東京のオフィスのお手伝いしたりしてます。出社?したことないですよ、フルリモートなので!」というのが、伝わるようになるのはまだ先のこと。「東京の会社のお手伝いをしています」と言うこともあるけど、「すごいね」と言われて終わる。

そして私は、「すごいね」と言われるのが嫌いだ。これは脱線するので、また別の機会に。

顔出ししない理由3・仕事の方向性が定まっていない

今の状態の自分が中途半端すぎて、将来的に子どもが自分の親が顔を出して仕事をしているのを見たときに、どう思うかなというのもある。

今のわたしはなん足もわらじを履いていて、それって飽きっぽいからだし全部必要だからやっていることなんだけど、特にこの道で!というのが決まっていない今顔出しをしたところで「何をやっているのかわからないけど有名になりたい人」にしかならないだろう。

だからこそ顔出しをしないのだけれど、一番ジレンマを感じるところでもある。言い換えると、「自分のキャリアをこれでいく!というものに固められていない」ということを露呈しているということだからだ。

いつかは堂々と仕事をしたい

方向性が定まって、それでもなお会社員でなく自営でやっていこうと思うときには、顔出しするかもしれない。というか、顔出しして「わたしはこれをがんばっている人間です!だから仲間を増やしたい!」と言えるように、いつかはなりたい。これが本音。


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