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岡本太郎展に行ってきました!



岡本太郎、僕の印象としては、大阪万博の時、「太陽の塔」を作った人、

あとは、「芸術は爆発だ!」ってめちゃくちゃ早口で言ってる人、

それくらいのことしか正直知らなかったです。

それくらいの知識でしたが、ちょうど今、愛知県美術館で開催されている「岡本太郎展」に行ってきました。

行ってびっくり、、

岡本太郎って、本当に天才なんですね。

何を今更って感じなんですが、なんかもう創作意欲がずーっと溢れてる人なんだなって。

だからこその「芸術は爆発だ」って言葉。

これって自分の中に溜まった色んな感情を全て作品に吐き出してるってこと。

若い頃にフランスで過ごすんですが、そこでピカソの絵に出会い、もろにくらうわけです。

この自分が受けた感動と、その後、戦っていくことになる。

"戦う"って表現を使いましたが、これはまさに岡本太郎本人が言ってた言葉。

この感動を超えなければいけない。

彼はそうやって常に自分の心が震えたものに対して、まずは思いっきりくらって、その感動を超えられるような作品に取り組んでいくわけです。

それでいて、描いた絵は全く売らない。

彼は芸術というものをもっと"大衆"と結びつけたかった。

だからこそ、企業のノベルティーもやるし、アパレルのデザインもやるし、あとは、主にパブリックアートを手がけていきます。

この辺りの芸術と大衆って相反するようなものをぶつけていく。

「対極主義」

岡本太郎が終生取り組んだテーマです。

だから、岡本太郎の作品には、マンガに出てくるようなすごく可愛らしいキャラクターがいるんだけど、どれも歪んでいて、なんか怖い。

素直に可愛いとは言わせてくれないんです笑

純粋無垢な存在の中にこそある狂気みたいのが描かれるわけですよね。

だから作品を見るごとに、なんか心がザワザワしてくるんです。

そして、岡本太郎がピカソと出会ってそうだったように、このざわついた心を乗り越えたくなる。

描き殴るでもいいから、何か描いてみたくなる、もしくは創りたくなる。

これってまさに岡本太郎がやろうとしてたこと。

日常(大衆)にアートを落とし込んで、ざわつかせて、それぞれのアートを生み出させる。

これぞまさに「芸術は爆発だ」だし、

誰もがこんなアート性を持ってるからこそ、

「本職?人間だ。」なんですよね。

アートって決して美しいとかかっこいいとかでは語り尽くせないものなんだなあって改めて思いました。

時に苦しいし、気持ち悪いし、恐ろしいものでもあるんですよね。

すごく「人間」です。

とってもざわつく"何か"をもらった展示だったからこそ、このざわつきを持ったままアートが溢れる街、ポートランドに行けるのがとても嬉しいです。

是非、「岡本太郎展」、行ってみてください!


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