見出し画像

タイピング技能検定受験記


検定試験に行きつくまで

前回の記事で、資格を取りたいと思う理由を書きました。

この記事の「④自己表現がしたい」の部分について、自分の出来ること、得意なことを客観的に証明したいなと思っていて、その一つに、タイピングの早打ちというのがありました。

僕の家には昔(1990年代)からPCがあり、小学生高学年のころから、家にあった「特打」「激打」といったソフトに触れていました。

いまいち伝わらないかもしれませんが、端的に言うと、タイピングを覚えるためのPC用有料ソフトです。今ではタイピングを覚えるための無料サイトがたくさんありますが、それと似たようなイメージです。親が仕事でタイピングを覚えるためのものだったのですが、自分も一緒になって遊び倒していました。

そのおかげもあって、僕は中学1年生でブラインドタッチを習得し、そこからずっとインターネットの世界でタイピングをし続けてきました。気が付くと、実生活では自分より早いと思える人に出会わない程度には、タイピングが速くなっていました。

タイピングが速いと、文書を作成する速度も上がりますし、単純な事務作業も早くなります。ある意味、事務仕事の基礎値的なものだと思うので、この点は、十分に自分の強みと言えるのではないかと考えました。

とはいえ、タイピングの資格を取ったとしても、ちょっと尖ったレベルじゃないと履歴書には書けないのではないかという感覚もあり、とりあえずはタイピング検定の資格自体を調べてみることにしました。

タイピング技能検定

そこで見つけたのが、「タイピング技能検定」です。

タイピング技能検定は家のPCから模擬試験を何回でも受けることができますし、クレジット決済をすれば、そのまま家のPCで試験を受けることもできるので、その気軽さに魅力を感じました。

ランク的には7級~1級まであり、さらにその上に「特級」というものがあります。特級は、「タッチタイピングができ、正確さ、速さ共に高度な技術を持つデータ入力・パンチャーなど専門職レベルです。」とHPに記載があります。特級まで行けるなら、履歴書に書いてもいいんじゃないかな…そう思いました。

あと、専門職レベルと名乗れたらちょっとかっこいいなと思いました

試験内容的には、「単語テスト」「短文テスト」「長文テスト」の3種類で、そのすべてで合格点を満たすと合格になります。

試しに何度か模擬試験を回すと、慣れもあって、短文テストと長文テストは安定して合格点に達することができるようになったのですが、何回やっても単語テストだけが不安定で、クリア率は体感で30%くらいでした。ポケモンの一撃必殺技の命中率と同レべルです。完全に運ゲーです。

特級の受験料は1回5,500円。悩んだ結果、一か八かで受けてみることにしました。

1回目は不合格

昨年の9月に1回目を受けたのですが、単語テストがギリギリ足りずに不合格でした。

ちなみに、本試験の結果は郵送で送られてくるので、結果が分かるまでにタイムラグがあります。

元々運ゲーだと思っていたので不合格には納得だったのですが、5,500円を一瞬で失った虚しさはなかなか来るものがあり、しばらくは再受験に踏み切れずにいました。

2回目で合格

次に受ける気になったのは、昨年の年末でした。「年が明けるまでに何か1つくらいやり遂げたい」と、クリスマス前くらいに急に思い立ち、時間があるときに模擬試験に手を付けることにしました。

改めて模擬試験をやっているうちに、自分の姿勢やキーボードとの距離、その時の体調などで随分合格率が変わってくることに気付きました。

そして試行錯誤を重ね、昨年の12月31日、模擬試験で合格を取れた勢いのまま、5,500円をクレジット決済し、再受験しました。結果は、無事合格していました。

点数を見てもらえれば分かりますが、相変わらず単語テストの点数は合格ラインと紙一重です。計11,000円払いましたが、自分にとっては、十分に満足した結果となりました。

終わりに(寿司打で試し打ち)

特にこの資格を持っていることをアピールする場面は現時点でないのですが、履歴書を書く機会があれば、ぜひ資格欄に書いてみたいなと思っています。

ちなみに、無料タイピングで有名な寿司打の普通コースをやってみたらこんな感じだったので、自分より高い順位の人は、タイピング技能検定の特級は合格できると思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?