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17時停止

夕暮れどきの電車、次は浜田山。
窓から見える景色が駅のホームに変わり電車を待つ人を並べました。
喪服を着たお婆さんが2人。
電車に乗り込んだのは1人だけ、お互いに見えなくなるまで手を振っていました。

妻の友人が元々お花屋さんで働いていたそう。
何故か尋ねると「人の物語にふれられるからだよ」と。
確かにお花屋さんや指輪屋さんなどは非日常的な物語が沢山ありそうで、面白い理由で素敵だなと思いました。
でも、どんなお仕事でも、生活の中でも、見つけて考えることは出来そう。(日常的な物語が大半だろうけど)

誰が亡くなったんだろう、どんな人生だったんでしょうか、お互いの顔は見えなかったけどホームに残ったお婆さんの目が寂しそうだったことだけは分かりました。

次は高井戸ー。

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