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ふらっと湊川・東山商店街コロッケ探訪

気温がグッと冷えてくると小学生の頃を思い出す。この時期辺りから男子小学生の根性の見せ合い「短パン選手権」が開幕するのだ。

私の地元は広島だが年間積雪量が日本一になるなど極寒地帯で名を馳せており、猛烈に雪が降った日の朝などは腰まで達する。そのため地元の「短パン選手権」は実質、日本一の小学生を決める戦いでもある。

私は基本的に根性が無いので少しでも肌寒いと感じれば早々に長ズボンにチェンジ。友達が放課後に駄菓子屋で「寒い時のアイスはうめぇー」と根性を削っているのにも関わらず、駄菓子屋の隣の肉屋で悠々とホクホクなコロッケを食べていた。

そんなことをふと思い返していると無性にコロッケが食べたくなり休みの日に湊川商店街と東山商店街にふらりと。

まずは神戸の西側を中心に関西に7店舗展開する「鬼平コロッケ」。何ともスパイシーそうな、否、間違いなくスパイシーだろうと連想させるネーミング。

値段は1つ60円。大きさは見たことないが小判と同じくらいかと。

食べてみるとジャガイモ感が強くホクホク。スパイシーさは微塵もなく優しい味。やっぱりコロッケは美味しいなぁ。

鬼平コロッケを食べ終わって歩いていると市場商店街ならではのフレッシュな飲み物が目の前に。何と100円。プラカップじゃなくてガラスコップというのがまた乙ではないか。



そして湊川商店街から東山商店街にドドドっと突入。

2軒目はこちら「肉のおかもと」

精肉の他に惣菜も豊富。家に持ち帰って食卓に並べるも良し、その場で食べるも良し。私もお持ち帰りでハムカツ2つ買って帰って金麦とのランデブーを楽しんだ。

さて本題のコロッケがこちら。店のおばあちゃんが商品ケースからコロッケを取り出して、揚げたて食べてやと。お値段1つ60円。冷凍は10個買うと500円になるのでお得。

お肉屋さんならではミンチがゴロゴロと入っててとてもジューシー。ホクホクというよりジュワジュワでカレーに入れてコロッケカレーとかにしたら美味いんだろうなぁ。

以上今回は2つのお店に行きました。湊川・東山商店街は活気があって、いかにも神戸の台所といった雰囲気。次回は地元の人たちに混ざって昼からはしご酒でもしたい。


ラーメン屋で臆することなく「味付け玉子をトッピングで!」と胸を張らせて言わせてもらいます。