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【ベトナム珍道中(終)】観光ガイドさんは辛いよ / 旅から得られるモノ

「ニシキヘビを首にかけてください!写真撮りマス」
観光ガイドのおばちゃんのカタコトの日本語。

「大丈夫っすか?」

「アンマリ噛まないのでダイジョウブ!アンマリダケドネ!」

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*これは3年前の写真です。今にも折れそうな細い腕を包み込む服は、なぜかポルノグラフティのライブTシャツ。ズボンのポケットはパンパン。

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「ミツバチの巣の蜜を吸ってミテクダサイ?」

「え?大丈夫なんかな?」戸惑うぼくたちにも温かい声をかけてくれます。

「ダイジョウブ!イママデ6.7人しか指されませんでした!」

「それ、危険じゃないですか?」

「ササレても2.3時間痛いだけ!だからダイジョウブ」

ぼくは覚悟を決めて、巣の蜜を吸いました。

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バスでの移動中、ガイドさんは丁寧に国のことを教えてくれます。

「ベトナムは、日本製のバイクがオオイです。
橋などインフラ整備も日本企業だね。ODAは返さないけど、円借款はチャント返しますからね。皆さんは、年金をシンパイしないで」

(金融庁「年金2000万円足りひんがな~」麻生大臣「そんな報告書受け取らへんで~」)

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あるレストランでの出来事です。

ご飯を食べ終わったあと、店員さんがぼくらの席に訪れて尋ねました。

「tea or coffer?」

どうやら、食後の紅茶かコーヒーを選べるようです。

「coffer」あるおじいさんがそう告げると、店員さんは、お金を要求しました。

食後の飲み物はツアーの代金とは別料金のようなのです。

このとき、おじいさんの体内富士山は噴火しまいた。

「ツアー代金とは別だなんて聞いてないぞ!
お金かかるときははっきり言ってくれよ!!」

慌てる店員さんに畳みかけるおじいさん。

「誰の責任なの?しっかりしてよ!!」

すると、ガイドさんが大慌てでやってきてこう言いました。

「コレは彼女のセキニンです!
彼女セキニン持ってます!だから、彼女の給料でハライマス!」

まさかの人のせい…

店員さんはうっすらと涙を浮かべていますが、ガイドさんは容赦がありません。

「これは、旅行会社のせいではない!店のせいです!」

たった1杯、300円程度のコーヒーの料金が、このような修羅場の原因になってしまうなんて、なんて悲しい状況なのでしょう。


ぼくは、その修羅場に割って入り、声を振り絞りました。

「あの、お、おじいさん。
コーヒー一杯くらい、ぼくが払いますよ。

だから…どうか、怒りを鎮めて…」


この言葉を発した時の気持ちは、ウルトラマンとの決戦を躊躇うメフィラス星人と同様のものでした。

「よそう……、宇宙人同士戦ってもしようがない。私が欲しいのは地球の心だった」

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数分後、この世界に、平和が戻りました。



*ベトナムの絡み合う電線。これでショートしないのが不思議です笑

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*ジャングルをカヌーで大冒険!


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最後まで読んでいただきありがとうございました!

これで、ベトナム珍道中シリーズは終了です。

次回のすべらない旅行記は、

カナダで入国検査にひっかかったり、金髪美女にかもられて地獄を見たり、マカオのカジノでニュータイプになり、金髪美女にまたまたかもられて今度は天国を味わった話などを掲載予定です!


さて、今回は格安ツアーのガイドさんについて書いてみました。

実際、ツアーってトラブルも多いのだと思います。現地ツアーだと、日本の旅行会社と現地で意思疎通ができていないこともあるわけで。

そのようなときに、今回のようなトラブルが起こると悲しいですよね。

もちろんトラブルがないにこしたことはありませんが、なにかあったときにも、懐を大きく持って、思いやりのある対応をしたいですね。


ぼくは、実際海外で、死を覚悟したことがあります。法外な額を請求してくる黒人のお兄さん4,5人と豹変した金髪美女に包囲されて、「これで終わりか」と唇を噛み締めました。しかし、あの恐怖を乗り越えた今、気のせいかあのときよりメンタルが強くなっているのです。

友人や後輩はぼくのことを、「何度ボコボコにされても立ち上がる鋼メンタル」と言ってくれますが、ぼくが強いわけでなく、ただただ免疫がついてきただけなのです(笑)

上司に叱られることなど、黒人のお兄さんに囲まれることに比べたら。

女の子に振られまくることなど、金髪美女の悪魔の笑顔に比べたら。

負けるほどに強くなる、下級戦士からでも最強になった悟空のようなサイヤ人になりたいですね笑



そしてですね。昨日、konekoさんが、このようなことをおっしゃっていました。「お散歩は、旅」

ぼくはとてもハッとしまして。

ここ1,2年、ぼくは人生逆転を夢見て資金の大半を仮想通貨や株に投入しているので、旅行に行くことがとても少なくなりました。

しかし、konekoさんの心構えをお聞きすると気持ちが楽になるのです。

旅行には頻繁にいけるものではないですが、散歩を旅と例えられれば、幸福度が格段に上がります。新しい出逢い、美味しいモノや楽しいコト、それらを体験する素晴らしさをもっと気付ける感性がほしいですね。


こちらの楽曲でも、散歩と旅を重ね合わせてる表現がありまして。

Mr.Children「足音 ~Be Strong」

新しい靴を履いた日は それだけで世界が違って見えた昨日までと違った自分の足音が どこか嬉しくてあてもなく隣の町まで 何も考えずしばらく歩いて「こんなことも最近はしてなかったな...」って ぼんやり思った


何気ない日常、埋没する野心、そんな中でもふっと心が軽くなるように、豊かな発想を取り入れていきたいですね。


貴重な時間を使って読んでいただき、誠にありがとうございました!

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