「理想の自分にはなれない」と思いながら起業する。ー団体のビジョンは「自分らしさ」を大切にし、「自分らしさ」が大切にされる社会へー

先週、ある生徒と面談をしたとき、昔の自分を思い出しました。

私は、中学校から私立に行き、ずっと大学受験のために勉強をしてきた。だから、中学校は公立に行った人たちよりもレベルの高い大学に行かないといけない。

高い学費を出してもらって私立大学に行ったし、1年休学しているから、志望の会社に入って、バリバリ活躍しないといけない。

ずっと思ってました。

「○○でなければならない」と、社会で良しとされている価値観に自分も当てはまらないといけないし、理想の状態に自分を近づけなければと。

そう思ってるうちに、私は精神のバランスを崩してしまいました。

そこで感じたことは、人間、頑張ってもどうしても出来ない事、時はあるということ。

それを身を持って感じた私は、メンバーや自分の生徒を責めることはしなくなりました。

以前は、ロジカルシンキングが大切にされる会社にいたりして、所謂「激詰め」をしてしまっていたりしていたが(今話題のロジカル・ハラスメントですね)、それをしなくなりました。

そして、何より社会の価値観に引っ張られてしまうことは、時にその人自身の生きる意味や存在意義をも奪ってしまうのだなと思いました。

自分を追い詰めてしまい、「理想の自分にはなれないし、どうしても出来ないことはある」そう思うからこそ、出来る事業はあるし、それはきっと社会に必要とされている事業だと思っています。

私たちは「あいむ」のビジョンを改めて決め直しているのですが、

大筋が決まりました。

「自分らしさ」を大切にし、「自分らしさ」が大切にされる社会

社会の価値観に引っ張られ、自分の価値観で生きることができなくなるのではなく、自分自身の価値観を自分自身で大切にすることが出来る人。

そして、「ありのままで、そのままでいいんだよ」と一人ひとりに伝えることが出来る社会をあいむは目指します。

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