シングルマザー小舟

授かり婚をするかと思いきや未婚(非婚)を選択した自称選択的シングルマザー。シングル生活…

シングルマザー小舟

授かり婚をするかと思いきや未婚(非婚)を選択した自称選択的シングルマザー。シングル生活のこと、子供のこと、将来への不安や希望などを綴っていきます。シングルマザー関係ない話も時々。子供はかわいい1歳の男の子です。

最近の記事

キャリアブレイクを考える

仕事の忙しさと育児が重なり、この生活いつまで続くんだろうな…と考えることが多くなった。ワーキングマザーはみんなこの生活をこなしているの? このギリギリ両立生活を続けて5-6年でダウンする人(メンタル・フィジカル共に)もかなり多いらしい。 ダウンすることは避けたい。 私は50歳までに子供の教育資金の目処をつけることを目標にしてきたが、40代半ばくらいで一度キャリアブレイクを挟み、学び直したい気持ちが膨らんできた。 仕事に対する熱意と体力はピークを過ぎた。ここから先私はどうい

    • 1月下旬が最悪にしんどかった話

      この2週間は人生でベスト3に入るくらいのしんどさだった。 まず子供が熱でダウン。これが長かった。1週間下がらなかった。抱っこ抱っこでそれも立ってないとダメという注文の多い料理店。 そして仕事で(これが一番辛かった)、15年社会人をしてきたのにありえないようなミスを連続でしてしまい、社内外たくさんの人に迷惑をかけてしまった。マジでクビになるかと思ったくらい。何日も寝られない、食事も喉を通らない日が3日くらいあった。 そんなさなか追い討ちをかけるように生理が来た。腹痛とホル

      • 男女の友情は成立するか問題

        成立します。 むしろ1人くらい異性の友達いないのって話です。 もちろん同性の友達とは違うし、男性としてリスペクトをする振る舞いはある。でもそれが恋愛に繋がる感情かというとそれは違う。 下心?とかドキドキ?がゼロではなくてもいいじゃない。それを楽しむ、だけど一定のラインは超えないというのが男友達じゃない?って思うのです。 私が出産もして恋愛はもういいやーという気持ちになっているから楽しめるところもあるかもしれないけれど。 現代は異性の友達がより作りやすくなっている。 難

        • パワーシングルマザーという言葉

          どうですか?私が作ったんですけど笑 パワーシングルマザーとは、パワーカップル的な高収入を持ち、それゆえに夫を必要とせずシングルで子供を育てている母親のことだ。 Twitter(X)を徘徊していて、いわゆる貧困のイメージとは程遠い、しっかりキャリアを持ったシンママさんの多いこと。私もそうでありたい。 シングルでかわいそうとか大変とかいうイメージの中で生きるのではなく、溌剌と豊かに生きていく。そんな生き様を子供にも見せてやりたい。どんな生き方をしても、どんな家族の形であって

        キャリアブレイクを考える

          新しい価値観を拒否しすぎな日本の人々 〜黒島結菜さんご懐妊ニュースに思うこと〜

          黒島結菜さんと宮沢氷魚さんが子供を授かったとのニュース。 お二人は入籍という形は取らず、生涯のパートナーとして共に生きていくとのこと。 私の印象は、 ああ、事実婚ね。ふーん。 てだけのものだったのだが、ヤフコメやXであまりに否定的な意見が多いことに閉口した。この時代にまだこんなに制度にこだわる人たちがいるとは。 中には、宮沢さんが入籍しないことを主張して黒島さんが渋々それを受け入れたのではないかという憶測もあった。 多分それは違うと思うよ。 どちらかというと黒島さんの

          新しい価値観を拒否しすぎな日本の人々 〜黒島結菜さんご懐妊ニュースに思うこと〜

          嫌いな人をできるだけ作らない

          私が人間関係におけるモットーはこれだ。 嫌いな人は1人でも少ない方が、人生は辛くならない。 私は周囲から、人当たりが良いとか、コミュニケーション能力が高いとか思われているらしい。 それができるのは、嫌いな人が周囲にいないから。 いないというか、意識的に嫌いな人を作っていない。 持論だが、嫌いな人ができるメカニズムは ①ある人から気に触る行動、言動を受け、不快感を得る ②そのことを他人に話す(愚痴・悪口) ③言葉にすることでより嫌悪感が増す 言語化することで、「自分はあの

          嫌いな人をできるだけ作らない

          女性と子供が幸せな社会が良い社会

          かなり前の記事だが、とても感銘を受けたので紹介したい。 料理家の土井善晴先生のインタビュー記事の一部にこのような文章がある。 このインタビューの中で、土井氏はいわゆるおふくろの味の大切さ、家庭を整えることの大切さを語っている。 ともすると女性の社会進出の批判、性別役割分担への回帰のように取られがちな内容に見えるが、氏はもっと大きなスケールで話していると私は解釈した。 人間の幸福とは何か。その解は女性が握っている。 男性中心の社会では、より豊かになること、より強くなるこ

          女性と子供が幸せな社会が良い社会

          それでも「いい人いないの?」と言ってくる奴らへ

          子供が産まれたから、もうこの言葉をかけられることはないと思っていたのに、いるんですよ。。 シングルマザーやってて一番うっとおしいのがこのやりとり。 まじ、うるせーよ。 子供1歳ですけど?彼氏探してる余裕ある人なんている? それでも彼氏探してる人って何?子供預けてデートするの?親に「デートしてくるから子供預かって」って言うの? それ楽しい? 別にシングルマザーでも恋愛したい人はすればいいけど、まだ手のかかる時に彼氏作るのは正直軽蔑してしまいます、私は。 極端な書き方で

          それでも「いい人いないの?」と言ってくる奴らへ

          息子のロールモデル

          ロールモデルとして、同性の親がいたほうが子供は健全に育つ、みたいなコメントをSNSで見た。 こういう言葉は息子を持つシングルマザーにはチクチク刺さる。 異性のひとり親でも大丈夫だ!と言いたいがためにこの文章を書いている。 そもそもロールモデルは1人に限ったものではない。 私は両親ともいる環境で育った。しかし、母だけをロールモデルとして生きてきたかというとそうではない。 父もまた、私のロールモデルであると言える。 父は経営者であり技術者だった。自分のやりたいことを貫いて

          息子のロールモデル

          キャリアって右肩上がりじゃないとダメなの?ー母親業と仕事ー

          前回のキャパ狭話とも関連するが、育児を始めて約1年、フルタイムリモートワークで働いているものの、キャリアについては少し階段を降りた状態だ。 今までの実績もあり給料は下がらずに済んでいるけれど、担当している領域の性質も相まって、多分仕事内容は数年過去に戻ったような感じ。 会社から強制的にそうされたわけではく、私、自ら「マミトラ」に乗った。 知っている人も多いと思うが、マミトラとはマミートラックの略で、ワーキングマザーの方々が一斉に同じトラックに乗って、キャリアアップとは外れ

          キャリアって右肩上がりじゃないとダメなの?ー母親業と仕事ー

          恋愛についての考え

          シングルマザーの恋愛については、賛否両論言われる。 時間をどう捻出するのか。 子供との相性は? 自分の人生も大切にしたい、それには恋愛も必要! などなど。 したい人はすればいいが、私は「しない」と決めている。 語り尽くされた論点は置いといて、私が恋愛をしないと決めた理由は、自分のキャパシティに恋愛が入る余地がない。それだけだ。 それなりに楽しんできたものの、どちらかというと尽くしてしまい自分を追い込んでいた。私にとっては恋愛は人生の原動力とは言えず、他の物事を疎かにしてし

          恋愛についての考え

          母になっても自分は何も変わらない

          今日はちょっと抽象的な話。 母親になって1年と少ししか経っていないが、子供を産んだことでガラッと人生が変わったという感覚はあまりない。 もちろん以前よりもフットワーク軽くは動けないし、友人と会う回数も減ったので、周囲の人々は、「変わったよね、まあお母さんになったんだもんね」という気持ちだろうし、そのように見えるだろう。 しかし、私自身の中では、出産というのは私の人生というレールの沿線にある、大きめのターミナル駅のようなものではあるが、そこが終点で乗り換え必須ではなく、私

          母になっても自分は何も変わらない

          選択的シングルマザーの定義とは?

           最初に選択的シングルマザーを提唱したのは、アメリカの心理療法士ジェーン・マテスという方。彼女の定義するシングルマザーは「自分の意思でシングルマザーになることを決意した人」です。 ※こちらのページを参考にしました。 選択的シングルマザーとは?なるために必要な条件と注意点  私は当初は結婚の意思があったものの、途中でシングルマザーを決意したので“自称”としています。  この定義以外に、精子提供でのみ未婚でシングルマザーになった人のみを選択的シングルマザーとするものも見たこ

          選択的シングルマザーの定義とは?

          私がシングルマザーを選んだ理由

           私はもともと相手がいて子供を授かった上で、自らの意思でパートナーと別れ、シングルマザーを選びました。  まず相手について。プライバシーもあるので詳細は書きませんが、よくある「結婚の肩書き」が欲しい人でした。彼の仕事はうまくいっていませんでしたが、本人は自分に才能があると思っていて、当初は私もそう信じていました。  その後子供を授かり、現実を直視しなければいけなくなると、彼は本当は才能がないこと、私は信じなきゃと自分に言い聞かせることをやめました。彼は「お互い支え合う家族

          私がシングルマザーを選んだ理由